「20万人の詐欺帝国」──移転を繰り返すミャンマー犯罪組織の行方

詐欺拠点から解放され、モエイ川を渡ってタイ側に向かう人々(2月12日) KRIT PHROMSAKLA NA SAKOLNAKORNーREUTERS
<複数の情報筋によれば、当局の取り締まりが続く中、犯罪組織が目を付けた拠点の移転先候補は2つある。1つはミャンマー奥地。もう1つは...>
タイ当局はミャンマー、カンボジア、ラオスの国境沿いで活動する人身売買業者や詐欺拠点の取り締まりに本気で乗り出したが、犯罪組織の激しい抵抗に直面している。
タイはミャンマー側への電気や石油の供給を止め、ネット接続を遮断したが、犯罪組織はラオスから代わりの電気を買い、タイで調達した発電機や石油を密輸している。
取り締まりの結果、約7000人が救出された。この数字はさらに増えることが確実だが、国連によれば何らかの手段で東南アジアに送られ、オンライン詐欺を強要されている人々が少なくとも数十万人いるという。
「中国はミャンマーのビザのない詐欺関係者全員の解放を望んでいる」と、この問題に詳しい情報筋は言う。「その人数は1万人よりずっと多い。ミャワディの詐欺拠点で働く人間は全体で20万人超。中国人は約10万人だ」
2月初めに始まった取り締まりの対象地域は、タイ西部メーソート周辺の国境地帯だ。ミャワディはモエイ川対岸のミャンマー側にあり、悪名高い詐欺集団の集積地シュエコッコから南へ約20キロ。町の北と南に少なくとも10の拠点がある。
情報筋によると、シュエコッコには推定2万人の中国語話者がおり、中国人をターゲットに詐欺行為を行っているという。中国は彼らの帰国を望んでおり、犯罪組織は代わりにシャン州北部コーカンの中国語話者を集めている。
ここの住民たちは18世紀に現在のミャンマーに移住した華人の子孫で中国語を話す。
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