ウクライナ中部ミサイル攻撃で4人死亡 ロシアも南東部ドネツクなどで6人死亡と発表

ウクライナ当局によると、ウクライナ中部ドニエプロペトロフスク州クリブイリフで31日、ロシアのミサイル攻撃があり、10歳の少女とその母親ら少なくとも4人が死亡した。また、5人の子どもを含む53人が負傷した。写真は7月31日、ミサイル攻撃を受けたクリブイリフの集合住宅。Guardian News / YouTube
ウクライナ当局によると、ウクライナ中部ドニエプロペトロフスク州クリブイリフで31日、ロシアのミサイル攻撃があり、10歳の少女とその母親ら少なくとも4人が死亡した。また、5人の子どもを含む53人が負傷した。
ゼレンスキー大統領が投稿した動画では、9階建ての住宅の側面にぽっかりと空いた穴から煙が立ち上る様子などが写っている。
一方、ロシアの通信社はウクライナ東部ドネツク市のほか、南部ザポロジエ州の村落がウクライナの砲撃を受け、合計6人が死亡したと報じた。
タス通信によると、ドネツク市で砲撃で3人が死亡、11人が負傷した。ドネツク州の親ロ派幹部、デニス・プシーリン氏は対話アプリ「テレグラム」への投稿で、ウクライナの砲弾が民間バスを直撃したと表明。ロシアがドネツク市長に任命したアレクセイ・クレムジン氏は、焼け焦げたバスの写真をテレグラムで公開した。
ザポロジエ州では、ロシアが「知事代理」に任命したエフゲニー・バリツキー氏が、州内のバサン村の商店がウクライナの砲撃を受け、3人が死亡、約15人が負傷したと明らかにした。
