野生のゾウがトラックをひっくり返す決定的瞬間
(写真はイメージです) Thipwan-shutterstock
<今回の事件は生息地を追われたゾウと人間の不幸な遭遇の一例に過ぎない>
タイの道路で野生のゾウがトラックをひっくり返す事件が発生し、その瞬間を捉えた動画がTikTok上で話題となり、ユーザーたちに衝撃を与えている。
この事件は4日、(チョンブリー、チャチューンサオ、ラヨーン、チャンタブリー、サケーオの5県にまたがる)カオ・アン・ルー・ナイ野生生物保護区のタータキアップ郡で目撃された。決定的瞬間を捉えた@tawat4789の動画は、(8日の時点で)6万件以上の「いいね」を記録している。
このゾウは食べ物を探していたとみられ、トラックに積まれた食べ物の匂いを嗅いでいた可能性がある。ゾウは通報を受けた保護区の職員によって追い払われ、幸いにも救出されたトラックの運転手に怪我はなかったという。
似たような行動はこれまでにも報告されており、先月にもサトウキビを求めてトラックをひっくり返そうとしたゾウや、作物を盗み食いしようとトラックを止めたゾウが確認されている。
インドと東南アジアに生息するアジアゾウは、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅危惧種(EN)に分類されている。オスは肩高(身長)3メートル近くまで成長し、体重は4トンにも及ぶ。
今回の事件はゾウと人間の不幸な衝突の一例に過ぎず、生息地全域でこうした問題が発生している。これは、気候変動や開発の影響で生息地を失ったゾウが食べ物や水を求めて人間の居住地域に出没するようになったことによる結果と言える。
世界自然保護基金(WWF)によると、アジアゾウの個体数は、過去1世紀の間に10万頭から3万5000〜5万頭にまで減少しているという。
アマゾンに飛びます
2025年12月9日号(12月2日発売)は「日本時代劇の挑戦」特集。『七人の侍』『座頭市』『SHOGUN』 ……世界が愛した名作とメイド・イン・ジャパンの新時代劇『イクサガミ』/岡田准一 ロングインタビュー
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
-
プロダクトエンジニア「ポテンシャル採用/大手や外資系など3000社に導入/HR SaaS「ミキワメ」/web系SE・PG/東京都/港区虎ノ門
株式会社リーディングマーク
- 東京都
- 年収400万円~550万円
- 正社員
-
「カスタマーサクセス」外資系上場SaaS×AI・IoT日本法人/日本市場の事業成長を一緒に推進するCSMポジション「港区勤務」/IoT・M2M・ロボット
アシオット株式会社
- 東京都
- 年収400万円~1,000万円
- 正社員 / 契約社員
-
総務/外資系証券会社の総務/平日週5日勤務/年間休日120日
ワークスアイディ株式会社
- 東京都
- 月給25万円~30万円
- 正社員
-
営業マネージャー 「東京/外資系メーカー」
エドワーズ株式会社
- 東京都
- 年収800万円~1,100万円
- 正社員





