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ウクライナ情勢を受け欧州ではアメリカ支持率がうなぎ上り、ではアジアは?

2022年6月7日(火)20時28分
ニューズウィーク日本版編集部
バイデン米大統領

LEAH MILLISーREUTERS

<ロシアによるウクライナ侵攻後に世界53か国・地域で行われた調査によれば、ヨーロッパではアメリカへの支持率が10ポイントも上昇している>

アメリカ国内では経済低迷から不支持率が59%にも上るバイデン米大統領だが、ヨーロッパではアメリカが「民主主義の旗手」として人気を回復している。

ロシアによるウクライナ侵攻後の3月末から5月初旬に世界53カ国・地域で行われた年次調査「民主主義認識指数(DPI)」で、世界の民主主義に対するアメリカの影響を好意的に捉える見方はヨーロッパ全体で昨年より10ポイント上がった。特にポーランド、ウクライナ、ポルトガルでは順に32ポイント、25ポイント、19ポイントも上昇している。

一方、ロシアとの付き合い方について一枚岩ではないアジアは、アメリカの影響を好意的に見る回答は昨年より10ポイント下落した。

10ポイント

ヨーロッパにおいてアメリカの影響を好意的に捉える見方の上昇率

32ポイント

ポーランドにおいてアメリカを好意的に捉える見方の上昇率

-10ポイント

アジアにおいてアメリカの影響を好意的に捉える見方の下落率

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