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世界一危険な花火大会は、コレラ禍の年に始まった

2021年3月15日(月)12時05分
ニューズウィーク日本版編集部
台湾の台南市の花火大会「塩水蜂炮」

台湾の台南市の花火大会「塩水蜂炮」 AN RONG XU/GETTY IMAGES

怪しい武装集団? あるいは、過激なデモ隊?

これは、台湾南部の台南市塩水で毎年、旧暦の元宵節(小正月)に行われる「塩水蜂炮」。世界一危険な花火大会だ。

1885年にコレラが流行した際に始まった厄よけ行事である。100万発以上のロケット花火が放たれ、爆竹の音が鳴り響く。

コロナ禍の今年は2月26日に規模を縮小して行われ、ロケット花火に当たろうと、ヘルメット・防護服姿の参加者たちが無病息災を願った。

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