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台湾、パスポートのデザイン刷新し「Taiwan」大きく 中国「小細工しても中国の一部という事実に影響せず」

2020年9月2日(水)19時15分

台湾当局は、パスポートのデザインを刷新すると発表した。写真は新しいパスポートのデザイン。台北で撮影(2020年 ロイター/Ann Wang)

台湾当局は2日、パスポートのデザインを刷新すると発表した。現行デザインでは中国のパスポートと混同されることが多く、新型コロナウイルス流行後は台湾市民の海外渡航で問題が生じるケースもあったため、英語で「Taiwan」の文字をこれまでより大きく表示する。

現行パスポートは正式名称の「Republic of China(中華民国)」が表紙に大きく印字され、下の方に「Taiwan」とある。刷新後は、「Republic of China」が削除され、「Taiwan」を大きく印字する。中国語表記の「中華民国」は残す。

来年1月に発行を開始する見通し。

台湾の呉ショウ燮外交部長(外相)は記者団に、多くの国々がコロナ流行を受けて入国管理を強化したことなどを踏まえると、台湾市民が中国国民と間違えられないようにするため、新しいパスポートが必要だと述べた。

中国外務省の華春瑩報道官は会見で、台湾が「小細工」をしても、台湾が中国の不可分の領土の一部という事実に影響しないと述べた。

*内容を追加しました。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

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