最新記事

パンデミック

ついにアメリカでも火がついた新型コロナ危機「数百万人が感染しかねない」と米高官

Coronavirus Could Infect 'Many Millions' if U.S. Is Complacent

2020年3月12日(木)14時40分
スー・キム

マイク・ペンス副大統領は10日のホワイトハウスでの会見で、「平均的なアメリカ人が新型コロナウイルスに感染するリスクは依然として低い」と改めて強調。さらに「政府は検査能力を強化しており、今ではすべての州立研究所で検査が可能だ。国内各地に既に100万個の検査キットが配備されているが、週末までにはさらに400万個以上を用意して、多くの人が検査を受けられるようにする見通しだ」と語った。

さらにペンスは次のように語った。「我々はすべてのアメリカ国民に、自分自身や家族、職場や学校を守るために必要なツールと情報を提供する」

だがニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事はNBCの朝番組「トゥデー」で、アメリカの検査率の低さを批判した。

「将来、今回の問題について振り返った時には必ずや、『なぜアメリカは検査能力を向上させるのにこれほどの時間がかかったのか』という声が上がるだろう」と彼は言った。中国で12月末に新型コロナウイルスが表れてから2カ月余り、トランプ政権は自己否定に陥っていたというのだ。「中国は1日あたり20万件ぐらいの検査を実施した。韓国は1日およそ1万5000件だ。それに対してアメリカはこれまでのところ、1日あたりわずか5000件程度の検査しか実施されていない」

coronavirus-cases-deaths-united-states.jpg

20200317issue_cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2020年3月17日号(3月10日発売)は「感染症VS人類」特集。ペスト、スペイン風邪、エボラ出血熱......。「見えない敵」との戦いの歴史に学ぶ新型コロナウイルスへの対処法。世界は、日本は、いま何をすべきか。

今、あなたにオススメ

ニュース速報

ビジネス

全市場へのブロックチェーン導入には課題=英中銀副総

ワールド

ウクライナ、EUにロシア産原油の海上保険禁止を呼び

ビジネス

米経済「軟着陸可能」、物価への向かい風は存在=財務

ビジネス

11月0.75%・12月0.5%利上げ想定=アトラ

今、あなたにオススメ

MAGAZINE

特集:安倍晋三の正しい評価

2022年10月 4日号(9/27発売)

「闘う政治家」への反発で国葬をめぐる国論は二分 ── 世界では評価されるのに、なぜ国内で叩かれるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。

人気ランキング

  • 1

    キャサリン妃に「冷え切った目」で見られ、メーガン妃が激しく動揺した場面が話題に

  • 2

    ロシア軍がミサイル発射「大失敗」、ロシア国内の住宅地に着弾する瞬間の映像

  • 3

    血管年齢が13歳も若返る!? 循環器内科医が40代半ばから毎日食べている「ある食材」

  • 4

    プーチン病気説の決定打?どう見ても怪しい動画

  • 5

    「習近平」トレンド入り、自宅軟禁やクーデターの噂で

  • 6

    メーガン妃はイギリスで、キャサリン妃との関係修復…

  • 7

    ロシアエリートがプーチン暗殺を計画──ウクライナ情報

  • 8

    なぜこんな不仲に...キャサリン妃に対するヘンリー王…

  • 9

    ドイツを襲うロシアの天然ガス供給中止 広がる企業…

  • 10

    見えてきたウクライナの「勝利」...ロシア撤退で起き…

  • 1

    メーガン妃はイギリスで、キャサリン妃との関係修復を狙ったが失敗した(王室専門家)

  • 2

    なぜこんな不仲に...キャサリン妃に対するヘンリー王子の「反応」を捉えた動画が話題に

  • 3

    キャサリン妃に「冷え切った目」で見られ、メーガン妃が激しく動揺した場面が話題に

  • 4

    ロシア軍がミサイル発射「大失敗」、ロシア国内の住…

  • 5

    やはり「泣かせた」のはキャサリン妃でなく、メーガ…

  • 6

    バイデン大統領が女王葬儀で「スタンド席」に座らさ…

  • 7

    女王の棺に「敬礼」しなかったヘンリー王子...メーガ…

  • 8

    プーチン病気説の決定打?どう見ても怪しい動画

  • 9

    見えてきたウクライナの「勝利」...ロシア撤退で起き…

  • 10

    カメラが捉えたプーチン「屈辱の50秒」...トルコ大統…

  • 1

    メーガン妃はイギリスで、キャサリン妃との関係修復を狙ったが失敗した(王室専門家)

  • 2

    エリザベス女王が、リリベットとの写真を断った「もうひとつ」の理由とは?

  • 3

    なぜこんな不仲に...キャサリン妃に対するヘンリー王子の「反応」を捉えた動画が話題に

  • 4

    ロシア軍がミサイル発射「大失敗」、ロシア国内の住…

  • 5

    ロシア人観光客、防空システムS-400の位置をうっかり…

  • 6

    キャサリン妃に「冷え切った目」で見られ、メーガン…

  • 7

    女王の棺に「敬礼」しなかったヘンリー王子...メーガ…

  • 8

    やはり「泣かせた」のはキャサリン妃でなく、メーガ…

  • 9

    カミラ夫人「いわくつき」シャネルバッグを、多くの…

  • 10

    【追跡写真】飛行経路で「中指を突き立てる」

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

英会話特集
日本再発見 シーズン2
World Voice
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
ニューズウィーク日本版ウェブエディター募集

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中

STORIES ARCHIVE

  • 2022年9月
  • 2022年8月
  • 2022年7月
  • 2022年6月
  • 2022年5月
  • 2022年4月