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90歳迎えたフィリピンのイメルダ夫人 マルコス一族とドゥテルテ一族の関係

2019年7月15日(月)14時51分
大塚智彦(PanAsiaNews)

フェルディナンド・マルコス元大統領亡き後フィリピンに帰国し自ら政界で活躍しているイメルダ夫人 Eloisa Lopez - REUTERS

<かつて独裁政治でフィリピンを支配していたマルコス一族。マルコス元大統領亡き後も一族の影響力は残り、新たな独裁者を生み出している>

フィリピンの故フェルディナンド・マルコス元大統領の妻だったイメルダ・マルコス夫人が7月2日90歳の誕生日を迎えた。3日に開かれた祝賀行事では参加者に食中毒が発生し、多数の緊急搬送者が出て日本でも大きなニュースとなった。マニラ首都圏パシグ市のスポーツスタジアムには約2500人の支持者が集まり、イメルダ夫人の誕生日を祝うなど、マルコス政権崩壊後30年以上を経てもなおイメルダ夫人とマルコス一族の政界における影響力は(盛時に比べれば劣ったとはいえ)隠然として存在している。

事実、イメルダ夫人は現在下院議員として政界で活動している。そして長男のフェルディナンド・マルコス・ジュニア(愛称ボンボン・マルコス)氏は前上院議員で2016年には副大統領候補として出馬(結果は落選)。長女アイミー・マルコスさんはルソン島北部北イロコス州知事から今年5月13日投票のフィリピン中間選挙で上院議員に当選するなど、マルコス一族はフィリピン政界でそれぞれ存在感を示しており、ドゥテルテ政権にも影響を与えている。

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