最新記事

動物

キモかわいい! 「人間」すぎる人面犬にネットが大騒ぎ

2018年3月12日(月)17時40分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

The Dodo-Twitter

<綿毛のような小さなペットの大きなギャップが、世界を揺るがしている...>

犬の「ヨギ」を知っているだろうか。ふわふわの毛に包まれた愛らしいオス犬のヨギは飼い主のシャンタル・デシャルダンとともに楽しく暮らしている。

そんなヨギに注目が集まったのは、最近のこと。デシャルダンが載せたヨギの写真がSNSで物議を醸している。「人間の男性の顔をしている!」と、確認できるだけで、すでにアメリカ、中国、タイ、韓国、ドイツ、ベトナム等のメディアで取り上げられている。

動物情報サイト「The Dodo」は、確かに、ヨギの顔には人間に通じるものがあると伝えている。我々が見慣れている犬の目は丸味があって黒眼がちなのに対し、ヨギはアーモンド形で白目もはっきりしており、眼差しはシャープだ。さらに、眉のように見える毛とピンクの唇を持っている。

小さな愛玩犬に、人間のようなパーツが組み合わさることで「ぞっとするような容姿」に感じられるという。


友人が、掲示板に投稿すると...

飼い主のデシャルダンは、第三者に指摘されるまでヨギの顔が人間のようだと思ったことは一度としてない。「全然、そんなふうには見えない」と語っている。

The Dodoによると、ことの発端はフェイスブックで共有したヨギの写真だった。「犬(ヨギ)に人間が感じられる」「人間の顔と交換しているみたい。びびった」などと書きこまれ、その後デシャルダンの友人がアメリカ最大級のソーシャルサイト「Reddit」にヨギの写真を投稿すると、ユーザーから大きな反響があったという。多くのユーザーが、「ウソでしょ...?」や「なぜこんなに不快な気持ちにさせるんだ」と書きこんだ。もちろんフォトショップ加工を疑う声や「人間と犬のハーフ」という悪ふざけもあった。

しかし、ヨギの写真のすべてが人間のように見えるわけではない。件の写真は、ちょうどトリミングをしてきれいにカットした姿で、しっかりとカメラに視線を向けている。これが人間のように見せるために大きな役割を果たしていると考えられる。

飼い主のデシャルダンは、ネット上のコメントを気にしていない。愛するペットの真の姿は自分が一番わかっているし、むしろヨギの写真に寄せられた膨大な反響を楽しんでさえいるそうだ。「ヨギはふわふわで最高に抱きしめたくなる子。最高よ!」と、愛を語った。

【お知らせ】ニューズウィーク日本版メルマガのご登録を!
気になる北朝鮮問題の動向から英国ロイヤルファミリーの話題まで、世界の動きを
ウイークデーの朝にお届けします。
ご登録(無料)はこちらから=>>

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ビジネス

独IFO業況指数、12月は予想外に低下 来年前半も

ビジネス

EU、炭素国境調整措置を強化へ 草案を正式発表

ワールド

インドネシア中銀、3会合連続金利据え置き ルピア支

ワールド

戦略的互恵関係を推進、国会発言は粘り強く説明=日中
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:教養としてのBL入門
特集:教養としてのBL入門
2025年12月23日号(12/16発売)

実写ドラマのヒットで高まるBL(ボーイズラブ)人気。長きにわたるその歴史と深い背景をひもとく

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を変えた校長は「教員免許なし」県庁職員
  • 4
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連…
  • 5
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 6
    空中でバラバラに...ロシア軍の大型輸送機「An-22」…
  • 7
    「住民が消えた...」LA国際空港に隠された「幽霊都市…
  • 8
    【人手不足の真相】データが示す「女性・高齢者の労…
  • 9
    FRBパウエル議長が格差拡大に警鐘..米国で鮮明になる…
  • 10
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出を睨み建設急ピッチ
  • 4
    デンマーク国防情報局、初めて米国を「安全保障上の…
  • 5
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を…
  • 6
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連…
  • 7
    【銘柄】資生堂が巨額赤字に転落...その要因と今後の…
  • 8
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 9
    【クイズ】「100名の最も偉大な英国人」に唯一選ばれ…
  • 10
    香港大火災の本当の原因と、世界が目撃した「アジア…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 3
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 4
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸…
  • 5
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 6
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 7
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 8
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 9
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 10
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中