最新記事

アメリカ社会

米スタバ「ラテの量が少ない」は詐欺? 連邦地裁「泡も含めてラテ」と却下

2018年1月9日(火)12時54分

1月7日、米コーヒーチェーン大手スターバックスがミルクのコストを削減するために飲料の量を少なくして顧客を欺いたとして訴えられていた裁判で、米カリフォルニア州の連邦地方裁判所判事は5日、証拠不十分として原告側の訴えを却下した。写真はチューリッヒで2016年10月撮影(2018年 ロイター/Arnd Wiegmann)

米コーヒーチェーン大手スターバックスがミルクのコストを削減するために飲料の量を少なくして顧客を欺いたとして訴えられていた裁判で、米カリフォルニア州の連邦地方裁判所判事は5日、証拠不十分として原告側の訴えを却下した。

この訴訟は、カリフォルニア州の住民2人とニューヨーク州の住民1人が全米規模の集団訴訟を目指して起こした。

原告側は、スターバックスがバリスタに対し、提供するカップの縁から少なくとも4分の1インチを空けるなどして原料を節約するよう指示していると主張。ラテ飲料の量を約25%少なく提供しているとして不正行為と虚偽広告を申し立てた。

連邦地裁のイボンヌ・ゴンザレス・ロジャーズ判事は、原告側はスターバックスのラテ飲料の量がメニューに記載された量を下回っていることを証明していないと判断した。また判事は、泡立てたミルクをメニューに記載の飲料の全体量に含めるべきではないとの原告側の主張も退けた。判事は、分別のある顧客は泡立てたミルクが一定の量を占めることを承知しており、また原告側も泡がこうした飲料に欠かせない構成要素であることを認めたと説明した。

コメント要請に対する原告側弁護人とスターバックスの回答は得られていない。

[7日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2018トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます


ニューズウィーク日本版のおすすめ記事をLINEでチェック!

linecampaign.png

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

政府が石炭火力の稼働率引き上げ、1年限定 ホルムズ

ワールド

30日にG7財務相・エネルギー相・中銀総裁の合同会

ワールド

ベネズエラのマドゥロ氏、NY地裁出廷 弁護士費用巡

ワールド

イラン戦争でLNG需給激変、アジア新興国の需要抑制
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:BTS再始動
特集:BTS再始動
2026年3月31日号(3/24発売)

3年9カ月の空白を経て完全体でカムバック。世界が注目する「BTS2.0」の幕開け

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 2
    作者が「投げ出した」? 『チェンソーマン』の最終回に世界中から批判殺到【ネタバレ注意】
  • 3
    「俺たちはただの人間だ」――BTSが新アルバム『ARIRANG』に託した想い、全14曲を【徹底分析】
  • 4
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 5
    意外と「プリンス枠」が空いていて...山崎育三郎が「…
  • 6
    まずサイバー軍が防空網をたたく
  • 7
    デンマーク王妃「帰郷」に沸騰...豪州訪問で浮かび上…
  • 8
    親の遺産はもう当てにできない? ベビーブーム世代…
  • 9
    「予想よりも酷い...」ドラマ版『ハリー・ポッター』…
  • 10
    トランプが誤算? イラン攻撃延期の舞台裏、湾岸諸国…
  • 1
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公開...母としての素顔に反響
  • 2
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ海峡封鎖と資源価格高騰が業績を押し上げ
  • 3
    「マツダ・日産・スバル」が大ピンチ?...オーストラリアの「NVES規制」をトヨタが切り抜けられた理由
  • 4
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 5
    レストラン店内で配膳ロボットが「制御不能」に...店…
  • 6
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」…
  • 7
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する…
  • 8
    イランは空爆により核・ミサイル製造能力を「喪失」…
  • 9
    中国の公衆衛生レベルはアメリカ並み...「ほぼ国民皆…
  • 10
    韓国製ミサイル天弓-II、イラン戦争で96%迎撃の衝撃 …
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中