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災害イラン・イラク国境付近でM7.3の地震 死者130人以上
11月12日、イラン・イラク国境付近で12日発生したマグニチュード(M)7.3の地震で、イランで120人超、イラクで少なくとも数人が死亡したと、両国の国営メディアが伝えた。写真はイラクのハラブジャで撮影(2017年 ロイター)
イラン・イラク国境付近で12日発生したマグニチュード(M)7.3の地震で、イランで120人超、イラクで少なくとも数人が死亡したと、両国の国営メディアが伝えた。
イラン西部ケルマンシャー州の当局者は国営テレビに対し、同州で少なくとも129人が死亡したと述べた。「まだがれきの下に埋もれている人がいる」とし、死傷者の数は増えるとの見方を示した。
犠牲者のうち60人以上は、国境から約15キロの距離にあるサルポル・エ・ザハブに集中している。
イランの国営テレビは「イラクとの国境沿いの複数の州で揺れが感じられた。8つの村が被害を受け、複数の村では停電となった。救援隊が被災地に派遣された」と報じた。
米地質調査所(USGS)によると、マグニチュードは7.3。イラク当局はM6.5と発表した。震源はイランとの主要な国境付近にあるイラクのクルド人自治区のスレイマニヤ県だという。
クルド人自治区の保健当局は先に、少なくとも4人が死亡し、50人が負傷したと明らかにした。
トルコ南東部の都市ディヤルバクルの住民も強い揺れを感じたとしたが、現時点では損害や犠牲者の報告はない。またイスラエルのメディアは、同国でも揺れが感じられたと伝えた。
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