最新記事

ガジェット

熱々のとろけるチーズがもたらす極上の楽しみ

2017年1月28日(土)11時00分
マリッサ・ベイツ

BUZFEED PRODUCT LAB

<チーズを溶かして糸状にするフォンデゥードラーは遊べる要素がいっぱい>

 チーズがとろ~りと垂れる熱々のフォンデュはお好き? 壁やテーブルにいたずら書きするのも好き? それならきっと、フォンドゥードラーを気に入るはず。何しろとろとろのフォンデュを作れる上に、ドゥードル(いたずら書き)もできるのだから。

 しかも操作は簡単。ボタンを押してしばらく待てば、ノズルの先から糸状のとろとろチーズがにょろにょろ顔を出す。

 考案したのはルーカス・ラッペとアビ・バジパイの2人。なんでもグルーガン(接着剤=グルーを温めてノズルの先から押し出す工作用具)を使っていたときに思い付いたのだとか。

 筆者もさっそく、この最新兵器でいろんな食材にいたずら書きしてみた。感じは生クリームを搾り出してケーキに「誕生日おめでとう」と書くのに似ているけれど、もっと簡単。チーズは冷めるとセメントみたいに固まってくれるのだから。

 今どきのキッチングッズは、やたらとデジタルっぽいのが多いが、フォンドゥードラーは完璧にアナログだ。製品のウェブサイトはあるが、使うのにネット接続の必要はない。

【参考記事】ペダルの重さも気にならず、電池もいらない北欧デザイン自転車用ライト

 もちろん、これを実際にキッチンで使う機会は、例えばイチゴのヘタ取り器やケーキの型抜きと同じくらい少ないかもしれない。でも子供(何の悪気もなく純粋ないたずらを楽しめる年齢の子)がいる家庭なら、この「食べられるいたずら書き」製造器に無限の(遊びの)可能性を見いだせるはずだ。

実用的ではないけれど

 そのことを実証するために、筆者は10歳児を数人とチーズ1キロ、それにLサイズのトルティーヤ・チップス1袋をキッチンに集めてみた。

 まずは、筆者がお手本を示して見せる。フォンドゥードラーに固いチーズを詰めてボタンを押し、3分待って引き金を引くと、ほら、パスタみたいになったチーズがとろけ出てくる。

 この世は実用性と生産性がすべてなのだとすれば、たぶんフォンドゥードラーの出番はない。冷蔵庫から出したチーズを電子レンジで温めれば、フォンドゥードラーよりずっと簡単に溶かすことができる。

 でも、それじゃ溶けたチーズで「I LOVE YOU」とか書けないよね。そこが違う。だから筆者が招いた幼い実験者たちはこう言ってくれた。「これって最高にカ・イ・カ・ン」

[2017年1月24日号掲載]

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ウクライナ和平交渉が一時中断、イラン紛争勃発で=ロ

ビジネス

パリ控訴裁、SHEINのサイト停止求める仏政府の請

ビジネス

サウジの紅海側ヤンブー港、原油積載再開 製油所攻撃

ビジネス

アングル:植田日銀総裁、利上げ姿勢崩さず 4月会合
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:イラン革命防衛隊
特集:イラン革命防衛隊
2026年3月24日号(3/17発売)

イスラム神権国家を裏からコントロールする謎の軍隊の歴史と知られざる実力

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期スペイン女王は空軍で訓練中、問われる「軍を知る君主」
  • 2
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が発生し既に死者も、感染源は「ナイトクラブ」
  • 3
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
  • 4
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポ…
  • 5
    韓国製ミサイル天弓-II、イラン戦争で96%迎撃の衝撃 …
  • 6
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する…
  • 7
    モジタバの最高指導者就任は国民への「最大の侮辱」.…
  • 8
    ガソリン価格はどこまで上がるのか? 専門家が語る…
  • 9
    原油高騰よりも米国経済・米株市場の行方を左右する…
  • 10
    観客が撮影...ティモシー・シャラメが「アカデミー賞…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期スペイン女王は空軍で訓練中、問われる「軍を知る君主」
  • 3
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が発生し既に死者も、感染源は「ナイトクラブ」
  • 4
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 5
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
  • 6
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポ…
  • 7
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 8
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目の…
  • 9
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 10
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 10
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中