ウクライナ和平交渉が中断、イラン情勢緊迫で=ロシア紙
写真はロシアとウクライナの国旗のイメージ。2022年1月日撮影。REUTERS/Dado Ruvic
Guy Faulconbridge
[モスクワ 19日 ロイター] - ウクライナ戦争の終結に向けた、米国、ロシア、ウクライナによる和平交渉が、イランを巡る緊張の高まりを受けて一時中断している。ロシア紙イズベスチヤが19日、ロシア当局者の話として報じた。
同紙は1面記事で、ロシア大統領府がウクライナ和平協議の一時中断を確認したとし、イランとの戦争がウクライナを妥協へと追い込む可能性があると報じた。
2月末に米国とイスラエルによるイランへの攻撃で始まった戦争は米国の関心をウクライナから逸らし、原油や天然ガスの価格高騰を引き起こした。ロシアはこれらの資源の世界的な主要生産国かつ輸出国だ。
ロシア大統領府のペスコフ報道官はイズベスチヤ紙に対し、ロシアのドミトリエフ大統領特使は投資と経済協力に関する取り組みを継続するが、「三者協議は一時中断している」と語った。
ロシアとウクライナは昨年、トルコで和平に向けた協議を行い、今年はアブダビとジュネーブで米国の仲介の下、数回の会合を開いた。しかし、ウクライナに対し東部ドネツク州全域の支配権を譲渡するよう求めるロシアの要求を巡って両者の隔たりは依然大きい。





