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トランプ、大統領選での「不正投票」めぐり調査要請へ

2017年1月26日(木)10時49分

1月25日、トランプ米大統領は昨年11月の大統領選で不正投票が行われたかどうかをめぐり調査を要請する考えを明らかにした(2017年 ロイター/Jonathan Ernst)

 トランプ米大統領は25日、昨年11月の大統領選で不正投票が行われたかどうかをめぐり調査を要請する考えを明らかにした。

 11月8日の大統領選では、トランプ氏が選挙人獲得数で民主党のクリントン候補を上回ったが、総得票数では300万人近くの水をあけられた。

 トランプ大統領はツイッターへの投稿で「不正投票について大規模な調査を要請する。2州で有権者登録しているケースや不法な有権者、既に死亡している人の登録も対象とする」と述べ、「結果によっては選挙の手続きを強固にする」と言明した。

 トランプ氏はこれ以上の詳細に踏み込まなかったが、スパイサー大統領報道官はその後の記者ブリーフィングで、調査の対象は昨年の大統領選に限定しないと述べた。

[ワシントン 25日 ロイター]


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