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パリ協定11月発効へ 欧州議会が4日批准承認で世界の排出量55%をカバー

2016年10月4日(火)10時20分

 10月3日、欧州議会は4日の本会議で、地球温暖化対策の新枠組み「パリ協定」の欧州連合(EU)加盟国による批准を承認する見通し。写真は昨年パリで開催されたCOP21のロゴ。2015年11月撮影(2016年 ロイター/Christian Hartmann)

欧州議会は4日の本会議で、地球温暖化対策の新枠組み「パリ協定」の欧州連合(EU)加盟国による批准を承認する見通し。これにより、批准国の排出量が協定発効に必要な世界の総排出量の55%を超えることになり、11月の発効が確実になる。

これまでのところ62カ国が批准し、世界の総排出量に占める割合は52%に上っている。55%の要件が満たされてから30日後に協定は正式発効する。



[オスロ 3日 ロイター]


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