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リベリア

ノーベル賞のサーリーフ大統領に賛否対立

大半が1日1.25ドルの貧困ラインかそれ以下で暮らしている国民は、外国で賞をもらうのに忙しい大統領に不満

2011年11月9日(水)14時24分
エミリー・シュモール、ウェード・ウィリアムズ、メイ・アザンゴ

再選確実? ノーベル平和賞受賞という追い風を受けて選挙に臨んだサーリーフだが Luc Gnago-Reuters

 リベリアのサーリーフ大統領(72)はノーベル平和賞受賞の知らせを、再選を目指す大統領選挙戦のさなかに受け取った。彼女は支持者や家族を前に、受賞は「うれしい驚き」で、「正義、平和、発展を求める長年の戦いが認められた」と語った。

 これでサーリーフへの批判はやむだろうと、支持者で歌手のミアッタ・ファーンブレーは言う。「大統領の功績を評価しない人がたくさんいた。世界で指折りの団体がサーリーフにお墨付きを与えたと言いたい」

 一方で受賞に値しないとの声もある。89年に内戦を引き起こし、その後リベリア大統領になったチャールズ・テーラー率いる組織に財政支援した過去があるからだ(後に支援を中止)。

 一般国民とサーリーフの距離が遠くなると主張する者もいる。「逆風が強まるだろう」と、ジョン・モール元会計監査院長は言う。「自分たちが苦しんでいるときに、外国で賞をもらうのに忙しい彼女に国民は不満を持っている」

GlobalPost.com特約

[2011年10月19日号掲載]

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