「ウェイトトレーニングのような抵抗運動は、骨を強化します。年齢を重ねることで生じる骨折や骨の損傷のリスクを減らすことができます。多くのシニアが活発なライフスタイルを維持しようとしていますが、ラッキングはそういった運動を屋外で行う機会にもつながります」

リュックサックの重さが骨に機械的な負荷を与え、骨形成細胞を刺激し、骨の成長を促進するなど、ウェイト(重り)を使用する運動は、強靭な筋肉、健康的な心臓、骨密度の高さにも役立つという。

 

そのため更年期、閉経期、そして閉経後の女性にとって非常に有益であるだけでなく、年齢に関係なく日常に取り入れることのできるシンプルで負荷の小さい抵抗運動であるという。

ただし、ラッキングはけして目新しいものではないとシラー氏は次のように述べる。

「何百年もの間、私たちは無意識のうちにラッキングを続けています。古いリュックサックに雑誌や水のボトルを追加するところから始めることができます。ラッキング中に電話をしたり、ポッドキャストを聞いたり、犬を連れて散歩することもできます。簡単でありながら、非常に効果的なのです」

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 戦争インフレ
2026年4月28号(4月21日発売)は「戦争インフレ」特集。

ホルムズ海峡封鎖でガソリン・日用品が高騰。世界経済への悪影響と「出口」を読み解く

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます