最新記事

王室外交

キャサリン妃の「外交ファッション」は圧倒的存在感...世界が魅了された5つの瞬間

Five Times Princess Kate Wowed in Regal Fashion

2024年09月23日(月)09時30分
ジェームズ・クロフォード・スミス
キャサリン妃

Jonathan Brady/Pool via REUTERS

<王室外交の場で魅せるキャサリン妃の数々のドレスは、エリザベス女王やダイアナ妃が所有していたアクセサリーをあわせることで輝きを増す...>

2022年に「プリンセス・オブ・ウェールズ(ウェールズ公妃/皇太子妃)」となって以来、キャサリン妃は晩さん会や外交レセプション、戴冠式などの公式行事でますます堂々とした装いで注目を集めてきた。

そのファッションセンスが広く称賛されているキャサリン妃だが、それらはごく少数のデザイナーによるものである。近年、主要な公務のドレスは「アレキサンダー・マックイーン」のクリエイティブディレクターをつとめたサラ・バートンとジェニー・パッカムの2人の才能に委ねられている。


サラ・バートンは2023年に「アレキサンダー・マックイーン」を去り、2024年からフランスのブランド「ジバンシィ」に加わった。2025年に初コレクションを発表する予定だが、キャサリン妃がその顧客となるかはまだ不明だ。

今年初め、健康上の理由から公の場から遠ざかっていたキャサリン妃は3月にがんの診断を受けたことを公表。9月には、予防的な化学療法が終了したものの、まだ完全には回復していないことを明かしている。

公の場での姿が減少したなか、SNSではファンたちがキャサリン妃の公務を振り返り、その優れたファッションセンスが注目を集めている。そこで2022年に皇太子妃となって以来、キャサリン妃が魅せた威厳ある5つの瞬間を本誌が振り返る。

◇ ◇ ◇

2022年 南アフリカ大統領国賓訪問「ジェニー・パッカム」

キャサリン妃

POOL New-REUTERS

チャールズ3世が国王即位後、初めての国賓となった南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領をバッキンガム宮殿に迎えた。

皇太子妃として初めての晩さん会では「ジェニー・パッカム」の床まで届くスリット入りの白いドレスにクリスタルのネックレスで輝きを放ったキャサリン妃。ダイアナ妃が愛用していたメアリー王妃の「ラバーズ・ノット・ティアラ」と真珠とダイヤモンドのイヤリングとブレスレットを着用した。

また、2019年にエリザベス女王より授与された「ロイヤル・ヴィクトリア勲章」のブルーサッシュにエリザベス女王の肖像が描かれた黄色のバッジである徽章(きしょう)も身につけていた。

【関連記事】キャサリン妃とダイアナ妃を結ぶ、頭痛を引き起こす「特別なティアラ」の波乱万丈な歴史 を読む

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

シカゴ警察、州兵や連邦軍に協力せず 市長が命令に署

ワールド

インドネシア反政府デモ、大統領が議員手当削減発表で

ワールド

中印が首脳会談、さらなる関係改善で一致 関税巡り足

ワールド

ロのウクライナ攻撃「平和望む立場に疑問」、米が経済
あわせて読みたい

RANKING

  • 1

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 2

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 3

    人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶり…

  • 4

    なぜ女性の「ボディヘア」はいまだタブーなのか?...…

  • 5

    「見せたら駄目」──なぜ女性の「バストトップ」を社…

  • 1

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 2

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 3

    女性の胎内で育てる必要はなくなる? ロボットが胚…

  • 4

    人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶり…

  • 5

    なぜ女性の「ボディヘア」はいまだタブーなのか?...…

  • 1

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 2

    やはり「泣かせた」のはキャサリン妃でなく、メーガ…

  • 3

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 4

    女性の胎内で育てる必要はなくなる? ロボットが胚…

  • 5

    人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶり…

MAGAZINE

LATEST ISSUE

特集:健康長寿の筋トレ入門

特集:健康長寿の筋トレ入門

2025年9月 2日号(8/26発売)

「何歳から始めても遅すぎることはない」――長寿時代の今こそ筋力の大切さを見直す時