「メキシコ文化を象徴するものを生み出したい」伝統レシピにひねりを加えた、人気ドリンクの誕生
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ケイラ・カスタニェダ(アグア・ボニータ創業者・CEO) DILLON JOHNSON/AGUA BONITA
<「アグア・フレスカ」をもっと楽しんでほしい。顧問を務めていた会社がコロナ禍で潰れてからのケイラ・カスタニェダ(アグア・ボニータ創業者・CEO)の挑戦について>
顧問を務めていた飲料のスタートアップ企業がコロナ禍でつぶれたとき、ケイラ・カスタニェダは自由になった時間と飲料業界での経験を生かして事業を立ち上げようと考えた。
それがアグア・ボニータ。メキシコや中米で人気のフルーツドリンク、アグア・フレスカの初の缶製品だ。
「自分の家族とメキシコ文化を象徴する何かを世に出したかった。パンデミックの間、義母が毎日アグア・フレスカを作っていた。子供の頃、祖父が畑で採れた果物でよく作ってくれたことも思い出し、これがいつでも飲めたらいいじゃない?って」
アグア・ボニータは糖分を80%減らし、ハイビスカスやパイナップル&キュウリなど独自フレーバーで伝統レシピにひねりを加えた。
だがリサイクル可能な缶を採用したのは問題だった。炭酸入りなら中からの圧力で缶の強度が高まるが、無炭酸のアグア・ボニータの缶はつぶれやすい。解決したのは今年2月。取り扱い店が約250店から、セブンイレブンなど大手を含む2000店になるぎりぎり数週間前だった。
ここまで来るには創造力と競争心を発揮して人脈を築き、資金を獲得する必要があった。地元イベントでの飲み物配布から始め、事業コンテストで50万ドルを獲得。ペルノ・リカールなどからの投資も得て、ラテン系女性の飲料スタートアップでは初の100万ドル以上調達を実現した。
資金面の苦労はあったが、カスタニェダは初日から売り上げの一部を女性出稼ぎ農場労働者を支援するNPOに寄付してきた。「事業を築くと同時に、関心ある問題を改善していく方法もある」と、彼女は言う。
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