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要注意なのは男性じゃなかった! 長時間労働と糖尿病リスクの関係

2018年07月11日(水)18時00分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部


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LightFieldStudios-iStock

まず、女性は仕事が終わらない場合に、その他のアクティビティにおいて(それが家庭や家族の責務であっても)他者に助けを求めることは問題ないと認識すべきである。

「好きで残業しているんじゃない」「言い訳なんてできる立場じゃない」「自分がやらなきゃ結局自分の首を絞めることになる...」というやり場のない気持ちは、多くの女性が抱えているだろう。

何かトラブルが起きても、具体的な対策は示さずに「まあ、落ち着いて」としか言わない上司が居たとしたなら「女性は感情的なもの」として見られている気がして、尚更何も言えなくなって当然だ。

【参考記事】要注意な上司の7つのタイプ 関係ないと思っている人ほど危ない

Ouimet博士によると、労働時間を週40時間まで減らすことができない場合は、リスクを軽減するために他の手段があるという。まず、頻繁に糖尿病検査を受けること、そして健康を維持するのに役立つ良い習慣を増やすこと、この2つを強調している。良い習慣は、運動、非喫煙、適度なアルコール摂取、安らかな睡眠、健康的な食事など。

忙しすぎると健康診断を受けることさえ億劫になってしまう女性もいる。しかし、何かがあった時に「もっと早く行っておけば良かった」という先人の後悔とアドバイスがあるのは明らかだ。労働時間の感覚が麻痺する前に、思い切って1日休んで自分の身体をいたわる事に時間を使ってほしい。

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