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要注意なのは男性じゃなかった! 長時間労働と糖尿病リスクの関係

2018年07月11日(水)18時00分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

労働時間の感覚が麻痺する前に思い切って休んで gradyreese-iStock

<太っている男性の病気というイメージのある糖尿病だが、残業する女性は他人事とは思えない結果が明らかに...>

時間外労働は給与の引き上げや職場においては好都合なこともあるかもしれない。しかし、新しい研究では、女性があまりにも長時間働くことが糖尿病のリスクを高める可能性があることが示唆された。

カナダのトロント大学にある労働健康研究センターに勤務するMahéeGilbert-Ouimet博士率いる研究チームは、残業をする女性が糖尿病のリスクを高めることを発見。イギリスの医学雑誌「Diabetes Research and Care Monday」で発表した。1週間のうち、不規則な時間で働く日の多い34~74歳の男女7000人を対象に、糖尿病のリスクを検証した。

その結果、糖尿病を発症している割合は全体の1割で、特に男性、高齢者、肥満という特徴を持つ者が目立った。男性にとっては耳が痛くなる、分かりきった感のある結果だ。

一方、女性は男性より糖尿病を発症する可能性は低いとされてきたが、今回の研究でそうとも言い切れないことが判明した。残業をしている、もしくは週45時間以上働いている女性は、規則正しく働く女性に比べて糖尿病になる可能性が62%も高かったのだ。

さらに驚くべきことに、逆に男性が長時間労働をした場合は糖尿病を発症するリスクは低くなるという。

性別によって長時間労働がもたらす「逆の作用」のからくり

Ouimet博士はABCニュースに対し、「おそらく男女間の有給の労働時間と無給の労働時間の違いが理由」と指摘した。

どういうことかと言うと、「女性は家事や家族の雑用のような無償労働を2倍多くする傾向」にあり、加えてその行為のすべてが血糖コントロールに影響を与えるストレスホルモンの増加の一因となっている可能性があるため。

ここまで読んで失望しないでほしい。望みは残っている。

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