最新記事
SDGsパートナー

SL Creations 「4Xミート」が起こす食品革命、業界最高レベルの安全性が食の「未来予想図」を描き出す

2023年11月20日(月)13時50分
ニューズウィーク日本版編集部SDGs室 ブランドストーリー
4xミート

畜肉を健康に育てるためにこだわり抜いた飼料や家畜にとってストレスのない飼育環境づくりがおいしさの秘訣だ

<「食の安全性」への消費者意識の高まりに、抗生物質や治療用化学薬品等の4X(4つの不使用)を宣言したこだわりの飼料で応える>

世界を変えるには、ニュースになるような大規模なプロジェクトや製品だけでは不十分。日本企業のたとえ小さなSDGsであっても、それが広く伝われば、共感を生み、新たなアイデアにつながり、社会課題の解決に近づいていく──。この考えのもと、ニューズウィーク日本版はこの春、「SDGsアワード」を立ち上げました。その一環として、日本企業によるSDGsの取り組みを積極的に情報発信していきます。

◇ ◇ ◇


1970年の創業以来、安全性にこだわった食品の開発・販売を行ってきた株式会社SL Creations。同社が1993年から販売を開始した「4Xミート」は、安全性に配慮して飼育された精肉だ。「受注飼育」の形をとり、加工時も工夫して消費者に直接届けることで、その味も高く評価されている。

安全・安心とおいしさにこだわった「4Xミート」

内閣府 食品安全委員会が令和4年度に行った調査によると、「食品安全」に対して少なからず不安を感じている人は6割以上であることが明らかになった。前年度に比べて7%以上増加していることを鑑みても、食の安全性への意識は高まりつつあると言えるだろう。

こうした中で、「どこよりも安全・安心」そして「どこよりもおいしい」にこだわって食品を開発し、全国の顧客に届けているのが、株式会社SL Creationsだ。

同社が販売している商品の一つに、同社が独自の飼育プログラムで飼育し、商品化した「4Xミート」がある。4Xミートは、牛・豚・鶏の3種類あり、顧客が前年に年間契約した分だけ「受注飼育」される。そして翌年、契約した顧客のもとには、調理しやすくスライスやカットされた精肉が、毎月冷凍で宅配されるというシステムだ。

4Xミートの特徴は、飼育段階で「抗生物質」「治療用化学薬品」「遺伝子組換え不分別飼料*」「ホルモン剤」を使用していないということ。「4Xポーク」であれば、飼料には穀物にヤシの抽出物を混ぜたり、乳酸菌を加えることで、腸内環境を良くするなど、豚の健康維持に努めている。何より重視しているのが、豚がストレスなく育つ環境作りだ。
*遺伝子組換え農産物の混入を防止するため、分別生産流通管理をしていない飼料

調整4Xポーク①.jpg

特定の疾病にかからないよう厳格な管理のもと丹精込めて飼育されている

「農場では、外部から病原菌を持ち込まないように管理を徹底しています。こうした努力の甲斐あって、4Xミートは生産者が自信をもって『おいしさ』を一番の強みとして誇り、売り出すことができています。4Xポークは、ポークにありがちな嫌なにおいがしないという点も、高い評価を受けています」と、販売企画統括本部 販売企画部 広報室の秋山里実氏は語る。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米関税がインフレと景気減速招く可能性、難しい決断=

ビジネス

中国製品への80%関税は「正しい」、市場開放すべき

ワールド

ロシアで対独戦勝記念式典、プーチン氏は連合国の貢献

ワールド

韓国地裁、保守系候補一本化に向けた党大会の開催認め
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
2025年5月 6日/2025年5月13日号(4/30発売)

「ゼロから分かる」各国・地域情勢の超解説と時事英語

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    5月の満月が「フラワームーン」と呼ばれる理由とは?
  • 2
    ついに発見! シルクロードを結んだ「天空の都市」..最新技術で分かった「驚くべき姿」とは?
  • 3
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 4
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つ…
  • 5
    SNSにはトップレス姿も...ヘイリー・ビーバー、ノー…
  • 6
    骨は本物かニセモノか?...探検家コロンブスの「遺骨…
  • 7
    中高年になったら2種類の趣味を持っておこう...経営…
  • 8
    教皇選挙(コンクラーベ)で注目...「漁師の指輪」と…
  • 9
    恥ずかしい失敗...「とんでもない服の着方」で外出し…
  • 10
    韓国が「よく分からない国」になった理由...ダイナミ…
  • 1
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 2
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つの指針」とは?
  • 3
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得る? JAXA宇宙研・藤本正樹所長にとことん聞いてみた
  • 4
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
  • 5
    部下に助言した時、返事が「分かりました」なら失敗…
  • 6
    古代の遺跡で「動物と一緒に埋葬」された人骨を発見.…
  • 7
    5月の満月が「フラワームーン」と呼ばれる理由とは?
  • 8
    シャーロット王女とスペイン・レオノール王女は「どち…
  • 9
    日々、「幸せを実感する」生活は、実はこんなに簡単…
  • 10
    インドとパキスタンの戦力比と核使用の危険度
  • 1
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 2
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 3
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 4
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 5
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 6
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つ…
  • 7
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 8
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 9
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 10
    クレオパトラの墓をついに発見? 発掘調査を率いた…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中