最新記事
運動

動かないのに筋力アップ? 88歳医大名誉教授が語る「20歳若返る」日常の習慣

2025年2月17日(月)17時07分
高田 明和 (浜松医科大学名誉教授、医学博士)*PRESIDENT Onlineからの転載

動作の繰り返しにより体にくせがしみつく

③ 普段の姿勢とくせのチェック

私たちの体の使い方にはくせがあり、長い年月、その使い方の差が積み重なって、体の一部に、ゆがみやねじれが生じているものです。

右利きであれば、左腕より腕が太いでしょうし、いつも右側で食べ物を嚙むくせのある人は、顎や顔のエラも右側のほうが発達しているものです。前かがみの姿勢ばかりとってきた人は、腰椎がすり減り、腰痛持ちになるでしょう。


そうした体の使い方のくせは、繰り返し行なう運動においても発生します。

ラケットやクラブを右手でばかり使っている、いつも左足で踏み込む、同じ方向にばかり体をひねる──こうした動作を繰り返すことで体にしみついたくせが、正常な動きをするのに必要な筋肉や関節の動きに影響を与えますので、修正するに越したことはありません。

ですが、「なくて七くせ」というように、自分のくせには気づきにくいもの。長年のくせを発見するには整体院や接骨院などに行き、専門のインストラクターにチェックしてもらうといいでしょう。

姿勢の矯正も、自己流で間違ったやり方をすれば、ますます状態は悪化し、大ケガをするもとともなります。ですから必ず、専門家の意見を仰ぎましょう。

④ サウナ&マッサージで体を柔らかくする

筋膜とは、筋肉をラップのように包んでいる薄い膜です。

筋肉と同様に、年をとるにつれて筋膜も硬くなっていきます。硬くなった筋膜が病気を引き起こす直接的な原因になることはありませんが、動作がぎこちなくなったり、ケガをしやすくなったり、年寄りじみた雰囲気になってしまったりするのも事実です。

ならば筋膜を柔らかくするには、どうしたらいいのでしょうか?

一つは専用の器具「筋膜ローラー」で伸ばす方法があります。筋膜ローラーは、安価なものなら2000円程度で市販されています。もっと簡単なのは、サウナに入ったあとでマッサージ師によるマッサージを受けることでしょう。

また、ぬるめの風呂に入り、湯船の中でストレッチをすることも、筋膜の硬化を防ぎます。

newsweekjp20250214110527-52b0fc44325ad5b1f02824ab89b721ee2cc44530.jpg高田明和『20歳若返る習慣』(三笠書房)(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

※当記事は「PRESIDENT Online」からの転載記事です。元記事はこちら
presidentonline.jpg

ニューズウィーク日本版 BTS再始動
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2026年4月7号(3月31日発売)は「日本企業に迫る サステナビリティ新基準」特集。国際基準の情報開示や多様な認証制度――本当の「持続可能性」が問われる時代へ

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

メキシコは利下げ打ち止め近い=中銀総裁

ワールド

豪、16歳未満SNS禁止法の順守状況巡り大手各社を

ビジネス

2月完全失業率は2.6%に改善、有効求人倍率1.1

ワールド

米国防長官のブローカー、イラン攻撃前に巨額の防衛関
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
2026年4月 7日号(3/31発売)

国際基準の情報開示や多様な認証制度──本当の「持続可能性」が問われる時代へ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 3
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思われるドローンの攻撃を受け大炎上
  • 4
    アリサ・リュウの自由、アイリーン・グーの重圧
  • 5
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 6
    初の女性カンタベリー大主教が就任...ウィリアム皇太…
  • 7
    ビートルズ解散後の波乱...「70年代のポール・マッカ…
  • 8
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 9
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反…
  • 10
    ヒドラのように生き延びる...イランを支配する「革命…
  • 1
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 2
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」…
  • 5
    中国の公衆衛生レベルはアメリカ並み...「ほぼ国民皆…
  • 6
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 7
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 8
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 9
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 10
    作者が「投げ出した」? 『チェンソーマン』の最終…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 6
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中