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米中「関税戦争」休戦、株式市場への影響は? 中国株の上昇率は高いが、プロが指摘する懸念点も

2025年11月1日(土)20時38分
米中貿易休戦となったトランプ大統領と習近平国家

10月30日、 中国と米国が制裁やその報復として打ち出した措置の一部を1年停止することで合意し、今年ずっと慎重だった外国人投資家にとって、中国市場に対する投資を妨げていた大きな要因の一つが取り除かれた形となった。写真は30日、釜山で言葉を交わすトランプ米大統領と中国の習近平国家主席(2025年 ロイター/Evelyn Hockstein)

中国と米国が制裁やその報復として打ち出した措置の一部を1年停止することで合意し、今年ずっと慎重だった外国人投資家にとって、中国市場に対する投資を妨げていた大きな要因の一つが取り除かれた形となった。中国株は2019年以来の年間上昇率を示しており、他の主要市場を上回っているのだ。

外国人資金運用担当者はこれまでデフレ圧力や個人消費の低迷、米中間の貿易摩擦を懸念して、慎重で選別的にしか中国株の上昇相場に参加していなかった。

30日に発表された中国とトランプ米大統領の間の合意は、こうした懸念の一部をある程度和らげる効果がある。

今回の1年間の「休戦」により、中国に対する輸入関税を引き下げられ、中国のレアアース輸出規制の一部を撤廃し、中国企業が米国の技術を一部利用できるようになる。

金融市場は、合意の詳細には心を動かされていない。アナリストたちは休戦の最大の成果は協力の約束だと指摘している。

「今回の貿易合意で何か劇的に変わると思わないが、中国への海外投資を促す方向に歩みを進める一助になる」と、ニューヨークに拠点を置くマン・グループのチーフ・マーケット・ストラテジストのクリスティーナ・フーパー氏は述べた。

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