最新記事
不動産投資

高級別荘を「現実的な金額」で所有...不動産投資の新たな選択肢「タイムシェア別荘」とは?

2025年3月29日(土)20時11分
小野博康(株式会社アセンドホーム代表取締役)

タイムシェア別荘の特徴

タイムシェア別荘の最大の魅力は、「共有持分権」として不動産登記される点にあります。これは一般的な会員制リゾートとは一線を画す特徴で、単なる「利用権」ではなく、実際に不動産の所有権を持つことができます。そのため、売却・相続・譲渡が可能です。また、運営会社の倒産リスクに左右されない資産としての安全性が高い点も魅力です。

また、通常の別荘購入と比較して少額で高級別荘を所有できる点も大きなメリットです。軽井沢の高級別荘は通常2〜5億円するのに対し、タイムシェア別荘は約2000万円台から所有が可能であり、無理のない資産運用を始めることができます。これにより、高級別荘滞在と資産価値を、より手の届きやすい投資額で享受できるのです。

タイムシェア別荘の資産価値

1) 軽井沢の希少性とキャピタルゲインの可能性

タイムシェア別荘が投資・資産運用として有効である理由の一つは、その所在地にあります。例えば国内でタイムシェア別荘が多く存在する軽井沢は単なるリゾート地ではなく、皇室の避暑地としての長い歴史と確固たるブランド力を持つ特別な場所です。この地域特性が投資価値に大きく貢献しています。

生活インフラも整っており、今後も安定した資産価値の向上が見込めると考えています。実際に当社が開発から運用まで行う軽井沢の「Club Orbit」では、これまで購入価格を上回る売却事例も数多くありました。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

FRB、「中立金利」到達まで0.5%幅の利下げ必要

ワールド

米国版の半導体の集積拠点、台湾が「協力分野」で構想

ワールド

アフガン北部でM6.3の地震、20人死亡・数百人負

ワールド

米国防長官が板門店訪問、米韓同盟の強さ象徴と韓国国
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    「日本のあの観光地」が世界2位...エクスペディア「今年注目の旅行先」、1位は米ビッグスカイ
  • 3
    9歳女児が行方不明...失踪直前、防犯カメラに映った「意外な姿」に大きな注目、なぜこんな格好を?
  • 4
    米沿岸に頻出する「海中UFO」──物理法則で説明がつか…
  • 5
    だまされやすい詐欺メールTOP3を専門家が解説
  • 6
    「あなたが着ている制服を...」 乗客が客室乗務員に…
  • 7
    筋肉はなぜ「伸ばしながら鍛える」のか?...「関節ト…
  • 8
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 9
    虹に「極限まで近づく」とどう見える?...小型機パイ…
  • 10
    【ウクライナ】要衝ポクロウシクの攻防戦が最終局面…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読み方は?
  • 4
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 5
    【話題の写真】自宅の天井に突如現れた「奇妙な塊」…
  • 6
    【ウクライナ】要衝ポクロウシクの攻防戦が最終局面…
  • 7
    9歳女児が行方不明...失踪直前、防犯カメラに映った…
  • 8
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 9
    女性の後を毎晩つけてくるストーカー...1週間後、雨…
  • 10
    「日本のあの観光地」が世界2位...エクスペディア「…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 5
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 6
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 7
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 10
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中