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『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指すのは、真田広之とは「別の道」【独占インタビュー】

The Challenge of “Last Samurai Standing”

2025年12月25日(木)18時23分
折田千鶴子 (映画ライター)

無骨の武器は、ローマ帝国を打ち破ったファルクスという巨大な刀などを参考にしつつ、美術部や持ち道具部と相談しました。全てがキャラクター造形やアクションに関わってくるので、丁寧に一つ一つ決めていきました。

──そもそもアクションや武術にのめり込んだのはなぜか。

「アクションができればエンターテインメントの真ん中で活躍できる、世界の人と共通言語ができる」と思って、学び始めました。アクションやチャンバラが好きというより、「こういう人になりたい」と思って進んできて、その先で振り付けもするようになった。


己が成長に向かって一歩一歩進んでいることを実感できる、それが武術の素晴らしいところです。なにより人々が練り上げてきた古(いにしえ)の技術は、人体構造的に考えてもとても興味深い。

格闘技や武術に取り組んでいると、日本古来の呼吸法も学ぶことになる。呼吸でも座り方でも、今は失われたメソッドといえるものが実はすごかった、という「日本の宝」はたくさんあります。

──いろいろな発言から「推し」にも近い日本愛を感じる。

民族としての長い歴史を見ても、日本は安心して興味を持ってもらえる、信頼に足る国だと思います。歴史、侍や忍者、気高さ、禅からアニメやゲームはもちろんのこと、日本の若い世代のカルチャーの面白さまで、まだまだ発見されるべきものが多い。

今回の時代劇もその一角を、実写のエンタメとして担うものを作りたかった。実写はいろいろと制限があるけど、日本のクリエーターってすごいね、って思ってもらえたら。

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