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アメリカで人気のシットコムに出演する、スターウォーズ「ハックス将軍」が見せる意気込み

Creating a Happy Space

2025年10月17日(金)15時25分
H・アラン・スコット(ライター、コメディアン)
ドーナル・グリーソン

「視聴者の心がほっこり温まる」ドラマにしたいと話すグリーソン DIMITRIOS KAMBOURIS/GETTY IMAGES

<ハリーポッターやスターウォーズにも出演したドーナル・グリーソン。大好きなコメディーに臨むにあたって、意気込みを語った>

経営難に苦しむ地方紙のオフィスを舞台にしたシチュエーション・コメディー『ザ・ペーパー』。NBC系列のピーコックが今秋配信を始めた。BBCの人気ドラマをリメークして大当たりを取ったNBCのドラマ『ジ・オフィス』のスピンオフで、前作と世界観を共有。前作と同じクルーが撮影を担当してモキュメンタリー(ドキュメンタリーに見せかけたフィクション)路線を踏襲し、前作の登場人物も1人だけ新作に再登場する。

【動画】『ザ・ペーパー』オフィシャルトレーラー

だが登場人物たちの仕事に対するモチベーションは前作とは違うと、新作に出演するアイルランド出身の俳優ドーナル・グリーソンは話す。

映画『ハリー・ポッター』シリーズのビル・ウィーズリー役や『スター・ウォーズ』シリーズのハックス将軍役で知られるグリーソンは、『ザ・ペーパー』で編集長のネッドを演じる。ネッドは「底抜けの楽天家」で「世界を現実以上に素晴らしい場所と思い込み、もっと素晴らしい場所にしようと意気込んでいる」と、グリーソン。

『ザ・ペーパー』はそんな編集長を取り巻くスタッフたちのドタバタ奮闘劇だ。「視聴者の心がほっこり温まる」ようなドラマにしたいと語るグリーソンに、本誌H・アラン・スコットが話を聞いた。

◇ ◇ ◇


――ネッド役の起用は意外だったのでは?

周りの人間はみんな知っていることだが、私はコメディーが大好き。しかも(制作総指揮が)グレッグ(・ダニエルズ)とマイケル(・コメン)とくれば、一も二もなく飛び付くよ。私は素晴らしい人たちと仕事をしたいだけだ。この2人はまさにそうで、素晴らしい仕事をしている。

――『ジ・オフィス』の人気がプレッシャーにならないか。

あれこれ先入観を持たれるだろうが、台本を読んでこれは新しい作品だと思った。トーンは似ているし、世界観と登場人物の1人は同じだが、新しいストーリーで、新たに世に出す意味がある。

――このドラマの魅力は?

演じたことがない役柄だし、アメリカの30分のシットコムもやったことがない。面白そうだと思った。ネッドは希望にあふれた純真な男だが、いかんせん自分の思いを実現するキャパがない。そこが笑いを巻き起こす。

――ディズニーのテーマパークのスター・ウォーズ・ライドの映像に出ているね?

(ユニバーサル・スタジオの)ハリー・ポッター・ライドにも出ているよ。(アトラクション映像の撮影は)ワクワクする。ストームトルーパー役の1人にこう言われたよ。「お忍びで来られたのですね。光栄です、将軍」

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