日本の小説が世界で爆売れし、英米の文学賞を席巻...「文学界の異変」が起きた本当の理由
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前掲の、伊坂幸太郎のダガー賞最終候補作『マリアビートル』『AX アックス』2作は、いずれも彼の名訳。実際、現在ニューヨークのバーンズ&ノーブルなど大手書店で平積みなのは、伊坂作品のほか柚木麻子『BUTTER』や雨穴『変な家』など。時代が変わったのだ。
マリッサの親友ダニエル・ジョゼフもハーバード大学大学院を修了後に翻訳稼業を選び、鈴木いづみの翻訳などをこなす。彼らの周囲の友人たちにも同じ経歴を踏む者が多く、目下、若手翻訳家集団のネットワークを構築中。これもまた異変である。
かつて20世紀末であれば、アイビーリーグの大学院を出るほどの超高学歴を備えていたら、大学教職における終身在職権(テニュア)を目指すのが普通であったが、今日では、そうした学術的競争社会で切磋琢磨するよりも、好きな日本文学をバリバリ翻訳する方向に生きがいを見いだす新進気鋭が、決して少なくない。
現代日本文学の英訳が質量共に洗練され、世界的評価を得るに至ったゆえんの1つが、ここにある。
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