インスタで大バズり中のシェフが伝授する、「最高の一皿」との出会い方とは
Feasts for the Senses
「シェフになるということは、シェフである以外のことは何もできないということ。自由な時間はないし、もちろん休暇もない。たいてい週6日は働いている」
「だからシェフとして働いていた時期はずっと、19歳くらいから、仕事以外ではどこにも行かなかったと思う。26歳でプライベートシェフの仕事を得て(ロングアイランドの高級別荘地)ハンプトンズに行くまで、旅行もほとんどしなかった」
料理は常に新しい挑戦
ハンプトンズに移って間もなく、インスタグラムに投稿し始めた。2023年8月のフォロワーはわずかだったが、今は440万人を超えた。パスタ、ステーキ、シーフードなどさまざまな料理をロックのサウンドに乗せて手際よく調理しながら、Fワードを連発し、カメラに向かって中指を突き立てる。
『トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン』や『トゥデイ』など人気テレビ番組にも出演。昨年はF1世界選手権ラスベガス・グランプリに招かれ、ゴードン・ラムゼイら世界的なスターシェフと並んで料理を披露した。11月に行われる今年のグランプリでも現地で腕を振るう予定だ。
「最初にオファーが来たときは、間違いじゃないかと思った。また呼んでくれたから、今度は気合を入れたい」