最新記事
ドラマ

Netflix新ドラマ「ミステリーで、コメディーで...経験したことのない作品だ」主演レイ・ロマーノ

Unlike Anything He’s Done Before

2025年2月25日(火)11時15分
H・アラン・スコット(ライター、コメディアン)
レイ・ロマーノ

制作のリズ・フェルドマンに「任せていれば大丈夫だと思った」と話すレイ・ロマーノ Featureflash Photo Agency-Shutterstock

<配信開始された『ノー・グッド・ディード~麗しの家~』の主演は、名作シットコム『Hey! レイモンド』で一躍有名になったコメディー俳優のロマーノ。演じる役柄は「決していい人ではないのが魅力」と、インタビューに語った>

Netflixの『ノー・グッド・ディード~麗しの家~』(No Good Deed)に主演するレイ・ロマーノ(Ray Romano)がこのコメディードラマに引かれたのは、これまでに出演したどの作品とも違った点だ。

「3話分ほど脚本を読んだが、それぞれ最後にちょっとしたひねりや意外な展開があって面白かった」


登場するのは、ポールとリディアのモーガン夫妻(ロマーノとリサ・クドロー Lisa Kudrow)、そして2人が所有する邸宅を購入しようと競う3組の家族たち。「善人か悪人かは1つの出来事では分からない。ドラマ全体を通じて、彼らは困難な状況に置かれた善良な人々だと分かってくる」

コメディー俳優たちの、時にドラマチックな(とはいえ滑稽な)演技も見どころだ。

「リサも私もシットコムで知られている。彼女のシットコムのほうがずっと有名だけど、でも僕たちのファンもいる。もし僕らの新たな(もっと重厚な)一面が見せられたなら、とてもいいドラマだと思う」

1996年に始まり大ヒットしたシットコム『Hey!レイモンド』で一躍有名になったロマーノだが、クドローのような著名人との共演ではいまだに気後れするという。「セレブやアイコンのイメージが強いから。でも一緒に過ごしてみると、彼らもただの人間だと分かる」

そんなロマーノに、本誌H・アラン・スコットが話を聞いた。

■『ノー・グッド・ディード ~麗しの家~』予告編を見る

◇ ◇ ◇


──どこに興味を引かれた?

物語そのものが面白く、巧みで、興味をそそる。(制作のリズ・フェルドマンの)書き方がまたうまいんだ。犯人捜しで、ミステリーで、コメディーで、その全てが話を面白くしている。彼女が手がけた『デッド・トゥ・ミー~さようならの裏に~』も同じように良かった。こんな作品は経験がなかったし、彼女に任せていれば大丈夫だと思った。

SDGs
使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが「竹建築」の可能性に挑む理由
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米ISM製造業景気指数、4月48.7 関税の影響で

ワールド

トランプ氏、ウォルツ大統領補佐官解任へ=関係筋

ビジネス

物言う株主サード・ポイント、USスチール株保有 日

ビジネス

マクドナルド、世界の四半期既存店売上高が予想外の減
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
2025年5月 6日/2025年5月13日号(4/30発売)

「ゼロから分かる」各国・地域情勢の超解説と時事英語

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に高く、女性では反対に既婚の方が高い
  • 2
    マリフアナを合法化した末路とは? 「バラ色の未来が来るはずだったのに...」
  • 3
    タイタニック生存者が残した「不気味な手紙」...何が書かれていた?
  • 4
    ウクライナ戦争は終わらない──ロシアを動かす「100年…
  • 5
    インド北部の「虐殺」が全面「核戦争」に発展するか…
  • 6
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新…
  • 7
    悲しみは時間薬だし、幸せは自分次第だから切り替え…
  • 8
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」では…
  • 9
    クルミで「大腸がんリスク」が大幅に下がる可能性...…
  • 10
    朝1杯の「バターコーヒー」が老化を遅らせる...細胞…
  • 1
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 2
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 3
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新研究】
  • 4
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは…
  • 5
    ロシア国内エラブガの軍事工場にウクライナが「ドロ…
  • 6
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に…
  • 7
    パニック発作の原因の多くは「ガス」だった...「ビタ…
  • 8
    マリフアナを合法化した末路とは? 「バラ色の未来…
  • 9
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 10
    私の「舌」を見た医師は、すぐ「癌」を疑った...「口…
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 5
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 6
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 7
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 9
    クレオパトラの墓をついに発見? 発掘調査を率いた…
  • 10
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中