最新記事
カルチャー

日本の天皇皇后両陛下にも...ダイアナ元妃のカーテシーが再び注目され、「完璧」「お手本」だと称賛の声

Princess Diana's 'Flawless' Curtsy Goes Viral: 'That's How You Do It'

2024年1月14日(日)13時00分
ジェームズ・クロフォード=スミス
ダイアナ元妃

ダイアナ元妃(1993年) Kevin Lamarque-Reuters

<ネットフリックスのドラマ『ザ・クラウン』で悲劇的な死が描かれたことで、再びダイアナ元妃の人気が高まっている>

故ダイアナ元英皇太子妃のうやうやしさに満ちたカーテシー(お辞儀)が、新たに拡散中の動画で注目を集めている。メーガン妃の「伝統軽視」でも話題となったカーテシーだが、過去にダイアナが行ったエレガントなお辞儀を見た人々から「完璧そのもの」「これぞお手本」といった声が上がっているのだ。

■【動画】「これぞお手本」「エレガント」...ダイアナ元妃のカーテシーが「完璧」だと、再び注目を集める

「カーテシー論」がソーシャルメディアを席巻し始めたのは2022年。引き金になったのは、ダイアナの義理の娘にあたるメーガン妃の発言だ。

英王族はそれぞれ、どんなカーテシーを披露してきたのか――オンラインではダイアナを始め、国王チャールズ3世の妹のアン王女、キャサリン皇太子妃、その娘のシャーロット王女、メーガンらのお辞儀が分析の対象になってきた。

英王室の女性メンバーは王や女王に挨拶する際、敬意を示すために、ひざを折り曲げてお辞儀をする。

メーガンは2022年12月にネットフリックスで配信されたドキュメンタリー番組『ハリー&メーガン』で、この作法に言及。当時は恋人だったヘンリー王子の祖母、故エリザベス女王にカーテシーをするよう求められたことを、当初「冗談」だと思ったという発言が批判された。

さらに、エリザベスとの初対面を振り返って、メーガンは番組中で大げさなお辞儀を再現してみせた。自分を卑下するつもりだったのかもしれないが、女王やイギリスの伝統への敬意に欠けるとの声が上がった。

日本の天皇皇后両陛下にもうやうやしくお辞儀

新たに注目を集めているのは、TikTokユーザーの remembering.dianaが年末に投稿した動画だ。世界各国の王族・皇族に対して、ダイアナが行った数々のカーテシーの様子を捉え、その見事なしぐさがロイヤルファンに称賛されている。

英王族と親しい仲の遠縁だった最後のギリシャ国王コンスタンティノス2世(昨年1月に死去)、スペイン国王だったフアン・カルロス1世(汚職疑惑のなか、14年に退位)へのカーテシーのほか、早すぎる死を迎える2年前の1995年に訪問した日本で天皇と皇后それぞれに対して行ったお辞儀など、動画に取り上げられているカーテシーは、たしかに実にエレガントだ。

この動画の再生回数は既に20万回を超え、「いいね」は1万8000件以上。多くのコメントが寄せられており、多くがダイアナとそのお辞儀をたたえている。

【20%オフ】GOHHME 電気毛布 掛け敷き兼用【アマゾン タイムセール】

(※画像をクリックしてアマゾンで詳細を見る)

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米石油・ガス掘削リグ稼働数、3週連続減少=ベーカー

ワールド

焦点:中国農村住民の過酷な老後、わずかな年金で死ぬ

ワールド

アングル:殺人や恐喝は時代遅れ、知能犯罪に転向する

ワールド

ロシアとの戦争、2カ月以内に重大局面 ウクライナ司
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:岸田のホンネ
特集:岸田のホンネ
2024年5月14日号(5/ 8発売)

金正恩会談、台湾有事、円安・インフレの出口......岸田首相がニューズウィーク単独取材で語った「次の日本」

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    新宿タワマン刺殺、和久井学容疑者に「同情」などできない理由

  • 2

    大阪万博でも「同じ過ち」が繰り返された...「太平洋戦争の敗北」を招いた日本社会の大きな弱点とは?

  • 3

    「終わりよければ全てよし」...日本の「締めくくりの文化」をジョージア人と分かち合った日

  • 4

    どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる…

  • 5

    ウクライナの水上攻撃ドローン「マグラV5」がロシア…

  • 6

    横から見れば裸...英歌手のメットガラ衣装に「カーテ…

  • 7

    「未来の女王」ベルギー・エリザベート王女がハーバー…

  • 8

    「私は妊娠した」ヤリたいだけの男もたくさんいる「…

  • 9

    ブラッドレー歩兵戦闘車、ロシアT80戦車を撃ち抜く「…

  • 10

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受…

  • 1

    新宿タワマン刺殺、和久井学容疑者に「同情」などできない理由

  • 2

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃のマタニティ姿「デニム生地ジャンプスーツ」が話題に

  • 3

    大阪万博でも「同じ過ち」が繰り返された...「太平洋戦争の敗北」を招いた日本社会の大きな弱点とは?

  • 4

    「恋人に会いたい」歌姫テイラー・スウィフト...不必…

  • 5

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受…

  • 6

    どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる…

  • 7

    外国人労働者がいないと経済が回らないのだが......…

  • 8

    ウクライナ防空の切り札「機関銃ドローン」、米追加…

  • 9

    日本の10代は「スマホだけ」しか使いこなせない

  • 10

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国…

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 3

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 4

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 5

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 6

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 7

    新宿タワマン刺殺、和久井学容疑者に「同情」などで…

  • 8

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 9

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃のマタニティ姿「デニム生地…

  • 10

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中