最新記事

BOOKS

「置き換え英語」でインスタから簡単に世界につながろう

PR

2018年11月27日(火)13時00分

SNSの時代、英語で発信すれば世界はすぐそこ

インスタグラムで今よりもっとたくさんの「いいね」がもらいたい、と思ったことはないだろうか? 国境なんかないソーシャルメディア(SNS)の世界でもっと簡単に海外の人と交流できたら......と思ったことは? 

こうしたちょっとした「願い」が、簡単に実現できる方法がある。日本語だけではなく、英語でも発信するのだ。そうすればリーチできる人の数はグッと上がる。英語は苦手......という人も大丈夫。ジャパンタイムズから10月23日に発売された『Instagram x English 英語でインスタ!』をじっくり読んで真似してみれば、簡単に自分のインスタ投稿を「国際化」できるのだ。

japantimes11127a.jpg

『Instagram x English 英語でインスタ!』 定価: 1,404 円(税込) ジャパンタイムズ

この本は、福岡在住の人気YouTuberでありフォトクリエイターでもある、カナダ出身のミカエラ・ブレスウェートが、どんな英語フレーズを使えばインスタの「国際社会」にアピールできるのか、丁寧にアドバイスしてくれる。何よりも、フォトクリエイターらしく、インスタグラムの基礎知識──例えばおすすめの写真加工アプリやちょっとしたテクニック、さらには「ハッシュタグとは?」などということも教えてくれるので、これからインスタを始めたいという時にもぴったりだ。

「置き換え」で簡単インスタ英語

本書は、インスタグラムで人気のテーマともいえる「Food」(食べ物)、「Culture」(文化とイベント)、「Pets」(ペット)、「Personal Life」(日常生活)、「Landscape」(風景)というトピックスで大きく5つに分けられている。

どこかにおいしいものを食べに行ったり、インスタ映えするような食べ物に出会った時には、チャプター1の「Food」のセクションを見てみよう。かわいい自慢のペットの写真を英語でアピールしたかったらチャプター3の「Pets」のセクション、旅行先で息をのむような景色に出会い、世界中の人たちにその感動を伝えたかったらチャプター5の「Landscape」を参考にしてみよう。各セクションでは、それぞれのカテゴリーの写真に添えるのにぴったりの文章を英語でどう書けばいいのかが、分かりやすく説明されている。

例えば「Food」のページに行くと、おいしそうな写真とともに、「This vegetarian taco rice is so good for you!」(このベジタコライスはとても体に良いですよ!)といった具合に英語の例文と日本語訳が載っている。「vegetarian taco rice」と「good for you」を他の言葉に入れ替えて、「This(食べ物)is so(特徴)!」とすることで、他のいろいろなシチュエーションや写真に使える、自分なりの投稿文が作れるようになっている。しかも入れ替えるためのフレーズのアイデアも、「high in calories!」(カロリーが高い!)、「voluminous!」(ボリュームがあります!)などたくさんの例が挙げられているので、その時々に合う言葉を選べば、いろいろな場面や食べ物で使えそうだ。もちろん、「食べ物」と「特徴」となっているところに別の言葉を入れれば、食べ物以外にも応用できる。

japantimes11127b.png

japantimes11127c.png

人気Jブロガーに続け

本書は、自分の「インスタ英語」をブラッシュアップするために役立つだけでなく、本そのものがオシャレなのもポイントだ。かわいいペットや美しい景色の写真を眺めるだけでも楽しい。そしてサイズは縦横15センチとコンパクトなので、いつもカバンに入れておけば、出先でインスタの投稿をする際にもすぐに参考にできる。

今世界では、日本についてビデオ・ブログを発信する「J-vlogger」(Jブロガー)が注目されている。YouTubeのフォロワー数29万人超を誇る人気Jブロガーとして、2007年から世界に向けて日本の情報を発信し続けるミカエラもその一人だ。彼女をお手本に、あなたも『Instagram x English 英語でインスタ!』を参考にしながら世界に情報を発信してみてはいかがだろうか? インスタと少しの英語スキルさえあれば、あなたのスマホから世界はすぐそこだ。

Text:松丸さとみ  写真:martin-dm-iStock

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

再送米PCE価格指数、3月前月比+0.3%・前年比

ワールド

「トランプ氏と喜んで討議」、バイデン氏が討論会に意

ワールド

国際刑事裁の決定、イスラエルの行動に影響せず=ネタ

ワールド

ロシア中銀、金利16%に据え置き インフレ率は年内
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 2

    「すごい胸でごめんなさい」容姿と演技を酷評された米女優、「過激衣装」写真での切り返しに称賛集まる

  • 3

    中国の最新鋭ステルス爆撃機H20は「恐れるに足らず」──米国防総省

  • 4

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 5

    アカデミー賞監督の「英語スピーチ格差」を考える

  • 6

    大谷選手は被害者だけど「失格」...日本人の弱点は「…

  • 7

    今だからこそ観るべき? インバウンドで増えるK-POP…

  • 8

    19世紀イタリア、全世界を巻き込んだ論争『エドガル…

  • 9

    「性的」批判を一蹴 ローリング・ストーンズMVで妖…

  • 10

    「鳥山明ワールド」は永遠に...世界を魅了した漫画家…

  • 1

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 2

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価」されていると言える理由

  • 3

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた「身体改造」の実態...出土した「遺骨」で初の発見

  • 4

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

  • 5

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴…

  • 6

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 7

    ハーバード大学で150年以上教えられる作文術「オレオ…

  • 8

    「たった1日で1年分」の異常豪雨...「砂漠の地」ドバ…

  • 9

    NewJeans日本デビュー目前に赤信号 所属事務所に親…

  • 10

    「すごい胸でごめんなさい」容姿と演技を酷評された…

  • 1

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 2

    ロシアの迫撃砲RBU6000「スメルチ2」、爆発・炎上の瞬間映像をウクライナ軍が公開...ドネツク州で激戦続く

  • 3

    バルチック艦隊、自国の船をミサイル「誤爆」で撃沈する動画...「吹き飛ばされた」と遺族(ロシア報道)

  • 4

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 5

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士…

  • 6

    人から褒められた時、どう返事してますか? ブッダが…

  • 7

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 8

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 9

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 10

    1500年前の中国の皇帝・武帝の「顔」、DNAから復元に…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中