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国際マネーはなぜ「高市トレード」で日本に戻ってきたのか?...「選別型日本買い」の実像

2025年10月22日(水)12時35分

しかし「高市氏は政治的な自由度が乏しく、AIブームもないし、むしろ沈んでいく経済のかじ取りをしなければならない。短期的には好意的な目を向けられるだろうが、金利がより急速に上昇し始めたり、円が弱くなったりした時点で、(投資家の)視線は厳しくなる」とくぎを刺した。

実際に高市トレードに基づいて円と日本の長期国債は売りを浴びている。金利が低く据え置かれ、先進国でも最大規模の債務負担を抱える中で、さらなる景気刺激策が実施されるのではないかとの観測が背景にある。


 

円安は日本の輸出企業にとって有益だが、海外投資家にはマイナスでしかない。

ただファースト・センティア・インベスターズのアジア債券責任者を務めるナイジェル・フー氏は、利上げに反対する政治圧力があっても、日銀は政策金利の引き上げを続けると考えており、日本国債には強気姿勢だ。

「誰もがパニックに陥っている局面で買い増すのがわれわれの常道で、それは値ごろ感が理由だ」と語るフー氏は、日本国債は特にドイツ国債との比較で非常に妙味がある上に、米政府への不信感が継続すれば、日本の投資家の資金がより多く本国に戻ると想定できると説明した。

ラッセル・インベストメンツの債券・外国為替ソリューションズ戦略グローバル責任者、バン・ルー氏も「日本資金の米国からの環流は、現時点で最も確度の高い再配分の原資にみえる」と指摘した。



[ロイター]


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