トランプ景気はもって1年、世界経済の低迷と失政で成長にブレーキの恐れ
U.S.ECONOMY

1期目はトランプの「短所」にもかかわらず経済は成長したが(写真は2018年、洗濯機とソーラーパネルに関税を課す大統領令に署名したトランプ) REUTERS/Jonathan Ernst
<1期目と同じく民主党政権から堅調な経済を引き継ぐトランプだが、アメリカと世界を取り巻く情勢は8年前と大きく異なる>
米大統領選でドナルド・トランプが勝利したことは、アメリカと世界の経済にとってどのような意味を持つのだろうか。
2016年12月に私は「トランプ・ブーム?」と題した論説で、トランプの性格や経済政策には懸念があり、大統領在任中にアメリカのインフレがさらに進むリスクはあるが、GDPが堅固に成長することは十分に考えられると主張した。
私は客観的であろうとした「罪」でエコノミストや評論家から非難された。当時はノーベル経済学賞受賞者のポール・クルーグマンなど多くの人が、世界的な景気後退と迫りくる株式市場の暴落を予測していた。
トランプの2期目について私の見通しは、明らかに前回より楽観的ではない。トランプは選挙中に「史上最悪の経済」とうそぶいたが、2016年と同じように堅調な経済を引き継ぐことになる。ただし、1期目より厳しい経済情勢が待ち受けている。
まず、世界は8年前より危険をはらんでいる。ロシアによる2022年のウクライナ侵攻は、2014年のクリミア併合よりはるかに大きな不安定を招いている。2020年のアブラハム合意のおかげでかつてより安定していた中東は、過熱する地域紛争で混乱している。一方、中国は近隣諸国に対してますます攻撃的な姿勢を見せており、今後数年の間に南シナ海で衝突が起こるリスクはすこぶる高い。
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