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米社会

凄惨な殺人現場に、28トンのゴミに埋もれた屋敷...アメリカ特殊清掃員の「仕事場」

Cleaning Up Crime

2022年9月16日(金)17時20分
ローラ・スポールディング(特殊清掃会社スポールディング・ディーコン創業者兼オーナー)

多くの飼いネコが屋内で死んでいた

住人自身が片付けを依頼する場合と親族らが依頼する場合がほぼ半々だが、住人は羞恥心から心を閉ざし、なかなか私たちを信頼してくれない。

なかでも厄介なのは住人が亡くなったゴミ屋敷の片付けだ。最近わが社が請け負ったのは、2人の女性が亡くなった3LDKの家の清掃。2人は25匹のネコを飼っていて、その多くが屋内で死んでいた。片付けに2週間かかり、運び出したゴミは28トンに上った。

私は今は現場を離れ、スタッフの育成やメディア対応、ネット上の自社アカウントの運営管理に当たっている。わが社は全米に50余りの営業所を展開し、年商は平均1500万ドル。なお清掃費用は通常、損害保険で賄われる。

この仕事を始めて17年。今でも仕上がりを見ると達成感でいっぱいになる。人々が前に進むのを助ける特殊清掃は社会に不可欠の仕事だ。

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