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輸出管理で韓国側と引き続き様々なレベルで対話=梶山経産相

2020年5月15日(金)10時20分

梶山弘志経済産業相は5月15日の閣議後会見で、韓国向けの輸出管理強化策について「引き続き様々なレベルで対話していく」と述べた。 2017年8月3日、首相官邸で撮影(2020年 ロイター/Toru Hanai)

梶山弘志経済産業相は15日の閣議後会見で、韓国向けの輸出管理強化策について「引き続き様々なレベルで対話していく」と述べた。

日本が行っている韓国への輸出管理強化について、韓国側は日本が挙げた問題点を改善したとし、日本側の解決策に関する立場を今月末までに明らかにするよう求めた。梶山経産相は「輸出管理は国際的な責務として適切に実施する観点から、国内企業や輸出相手国の輸出管理も含めて総合的に評価し、運用するもの」との立場を改めて示した。

収入を「雑所得」などに計上していることで、持続化給付金の対象外となっているフリーランスへの措置の導入については「どのような形で事業の実態を把握できるかを含めて制度の詳細設計を進めている」とし「早急に成案を得るべく全力を尽くしている」と述べた。

(清水律子

[ロイター]


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