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2010.08.06

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上海へ渡る東京最新ヘアスタイル

中国人美容師向けのワークショップが大人気

2010年8月6日(金)12時06分

 日本でヘアスタイル雑誌を発行するプレアデスセンター(本社・東京)は、05年から中国人美容師向けのワークショップを上海で開いている。受講料は1週間で5500元(約8万4000円)からと高額だが、日本の有名美容室から週替わりで派遣される技術者に最新トレンドを学べる。スタートから3年足らずで3000人が受講した、中国で最も影響力のある養成コースだ。

 年に4〜5回受講する呉韋(ウー・ウエイ)は、杭州で美容室を経営する。ヴィダルサスーン主催のコースにも参加経験があるが、「日本のスタイルのほうが私たち向きだ」と彼は言う。「髪質が同じだし、講師がみんな個性的で勉強になる」

 ワークショップで学んでも、大胆なパーマなどは客が躊躇することも多い。そんななか、湖南省で6軒の美容室を展開する賀倫(ホー・ルン)は「顧客の好みを変えていきたい」と考えている。「スタイル選びの際に見せる雑誌は日本のものしか置いていない」

 呉や賀の熱心さを考えると、彼らが講師の側に回るのは時間の問題かもしれない。

[2008年10月15日号掲載]

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