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オスカー作品賞「誤」発表の大トラブル、その時何が起こったか
では、今回の「真相」はどうなのでしょう? 色々な報道がされていますが、「発表直後のベイティの手の中にあったカードを超望遠で撮った写真には、『演技賞』という文字が見えるので、ベイティの説明はウソではない」らしいということが一つあります。その一方で、主演女優賞のエマ・ストーンからは「自分は受賞後ずっと赤封筒の中のカードを持っていたので、主演女優賞のカードと作品賞のカードの取り違えということはないと断言できます」という証言が出ています。
アカデミー賞事務局は、各賞の封筒を、予備を含めて2通づつ用意していたようです。土壇場で『ラ・ラ・ランド』のプロデューサー、ホロウィッツが掲げて見せた「ホンモノ」の「作品賞告知カード」は、大混乱の中でスタッフが差し入れたのかもしれません。
いずれにしても、今回の大ハプニングの中で、このジョーダン・ホロウィッツという人の機敏で紳士的な行動が大変な話題になっています。「ウソの横行する世の中で、久しぶりに真実を堂々と口にする人を見た」などという具合です。
同時に、このハプニングが起きたことで、「ライバル視」されていた『ラ・ラ・ランド』のチームと、『ムーンライト』のチームに不思議な友情のようなものが醸し出されたこと、またこの騒動のおかげで、最初から最後まで「逃げも隠れもしない反トランプのイベント」に終始した今回のオスカーが「そのことを少し忘れさせる」格好で終わったということも言えそうです。
日本なら混乱の瞬間にすぐカメラが切り替わって「放送事故」扱いになるところですが、そこは「土壇場の機転」が大好きなアメリカです。この最高に人間臭いヒューマン・ドラマがノーカットで中継されたのは、なかなかの見物でした。
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