プレスリリース

KELAグループ、日本法人の新社長に廣川 裕司が就任

2025年10月21日(火)10時00分
サイバー脅威インテリジェンスを提供するKELA Research and Strategy, Ltd.(ケラ、本社:イスラエル、以下KELAと表示)の日本法人であるKELA株式会社(東京都千代田区)は、2025年10月10日付で、廣川 裕司が執行役員社長兼COOに就任したことを発表します。
新社長の廣川は、日本における法人を対象とするエンタープライズ事業全体を統括し、グループ会社であるULTRA RED社、SLING社を含めたKELAグループ全体の事業成長戦略の執行を担います。
尚、KELAが日本法人を設立した2019年から代表取締役社長を務めてきたドロン・レヴィットは、代表取締役会長兼CEOとしてKELA本社と連携をとりながら、引き続き日本における経営統括を担い、また官公庁向け事業を執行します。

KELAグループは、日本市場を極めて重要な市場と位置づけており、日本の顧客や販売パートナーとの長期的かつ強固な関係構築に向け、積極的な投資を継続してきました。そして、さらなるパートナーの拡充、ならびに、エンタープライズ市場・中小企業市場の開拓を加速するために、経験・実績ともに豊富な廣川を新社長に迎えました。
新社長の廣川は、RedHat日本法人の社長として急成長を牽引し、その後も、OpenStackやクラウド、ビッグデータ分野を含むエンタープライズIT業界で社長職を歴任。前職のセキュアワークスでは、6年にわたり代表取締役社長を務め、事業規模を急拡大させ主力サービスであるMDR・XDRサービスやレッドチームテスト、IRサービスなどを日本シェアトップに導きました。今後はその経験を活かし、パートナーとの連携強化、顧客への価値提供拡大やサービス拡充を推進していきます。

近年のサイバー攻撃は、ランサムウェアの進化や標的型攻撃、サプライチェーン攻撃をはじめとする高度化・巧妙化・高速化が顕著となり、防御側が受け身の姿勢では経営や事業へのインパクトを回避したり最小化することは困難です。こうした中、攻撃の兆候を事前に収集・分析し、先回りして対策を講じる"能動的防御"を駆使した「攻めの経営を支えるサイバーセキュリティ」の必要性が高まっています。その基盤となるのが、世界中で観測される最新の攻撃手法や攻撃インフラ、侵害の痕跡を把握して分析する"脅威インテリジェンス"です。

KELAは、AIを駆使した独自の自動化テクノロジーと高度な技術と深いサイバーインテリジェンスを有するアナリストやリサーチャーを擁し、ダークウェブやアンダーグラウンド領域を幅広く監視・追跡しています。結果、15年以上にわたり、高精度で信頼性の高い脅威インテリジェンスをベースとする各種サービスを提供してきました。
KELAは新体制のもと、能動的防御の重要性に関する啓発活動にも注力しながら、KELAグループの先進的なソリューションを、より効果的に導入・運用できるよう支援を強化し、日本の企業・組織・社会を、世界のサイバー犯罪から守ることに全力で取り組んでまいります。


◆新社長略歴
廣川 裕司(ひろかわ ゆうじ)
KELA株式会社 執行役員社長兼COO

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/551228/LL_img_551228_1.jpg
廣川 裕司(ひろかわ ゆうじ) KELA株式会社 執行役員社長兼COO

1981年、株式会社日立製作所に入社。1992-1998年、米国サンタクララ日立データシステムズに副社長として出向。2003年7月、サン・マイクロシステムズ株式会社に執行役員営業統括本部長として移籍。2006年11月、日本BEAシステムズ株式会社の代表取締役に就任。2008年2月、オープンソースソフトウェア(OSS)分野でのトップベンダーである米国レッドハット社において本社副社長兼レッドハット株式会社の代表取締役社長に就任し、日本の事業を3倍以上に拡大。2016年12月、ミドクラジャパン株式会社の代表取締役社長に就任。2017年3月、ビッグデータのリーディングベンダーであるホートンワークスジャパン株式会社の執行役員社長に就任し大幅な事業成長を実現。
2019年4月、セキュアワークス株式会社の代表取締役社長に就任し6年間で3倍以上の売上成長を達成。

2025年10月、KELA株式会社の執行役員社長兼COOに就任し、KELAのグループ会社であるULTRA RED社、SLING社を含め、KELAグループ全体の日本におけるエンタープライズ事業を統括する。神奈川県横須賀市出身。県立横須賀高校及び慶応義塾大学工学部卒業。


■KELAについて
https://www.kelacyber.com/ja/
サイバー脅威インテリジェンス企業として数々の受賞歴を誇るKELA(KELA Research and Strategy)の使命は、サイバー犯罪のアンダーグラウンドからの脅威に関して、実用的なインテリジェンスを提供し、サイバー攻撃の防止と無力化をサポートすることです。2009年に設立されたKELAは、独自の自動化テクノロジーと、高度な技術を持つサイバーインテリジェンスのアナリストを擁しており、数々の成功を収めています。世界中で信頼を得ているKELAのテクノロジーは、隠れたアンダーグラウンドに侵入し、脅威を徹底的に監視、追跡、調査することで、実際のリスクを明らかにし、プロアクティブな保護を可能にします。
KELAの革新的なソリューションは、攻撃者の目から見た、高度にコンテキスト化されたインテリジェンスを顧客に提供し、プロアクティブなネットワーク防御、ならびにブラインドスポットの排除を実現します。KELAの日本事業展開は2015年に開始され、日本法人は2019年に設立されました。


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

欧州首脳、ウクライナ停戦でトランプ氏提案への支持表

ワールド

インタビュー:高市新政権、「なんちゃって連立」で変

ワールド

為替はファンダメンタルズ反映し安定推移が望ましい=

ワールド

ベトナムのガソリン二輪車規制、日本が見直し申し入れ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:脳寿命を延ばす20の習慣
特集:脳寿命を延ばす20の習慣
2025年10月28日号(10/21発売)

高齢者医療専門家の和田秀樹医師が説く――脳の健康を保ち、認知症を予防する日々の行動と心がけ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
  • 2
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 3
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多い県」はどこ?
  • 4
    本当は「不健康な朝食」だった...専門家が警告する「…
  • 5
    TWICEがデビュー10周年 新作で再認識する揺るぎない…
  • 6
    米軍、B-1B爆撃機4機を日本に展開──中国・ロシア・北…
  • 7
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 8
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 9
    「認知のゆがみ」とは何なのか...あなたはどのタイプ…
  • 10
    【インタビュー】参政党・神谷代表が「必ず起こる」…
  • 1
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号返上を表明」も消えない生々しすぎる「罪状」
  • 2
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多い県」はどこ?
  • 3
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
  • 4
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 5
    まるで『トップガン』...わずか10mの至近戦、東シナ…
  • 6
    フィリピンで相次ぐ大地震...日本ではあまり報道され…
  • 7
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
  • 8
    本当は「不健康な朝食」だった...専門家が警告する「…
  • 9
    日本で外国人から生まれた子どもが過去最多に──人口…
  • 10
    「心の知能指数(EQ)」とは何か...「EQが高い人」に…
  • 1
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 2
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ監督が明かすプレーオフ戦略、監督の意外な「日本的な一面」とは?
  • 3
    カミラ王妃のキャサリン妃への「いら立ち」が話題に...「少々、お控えくださって?」
  • 4
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 5
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 6
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 7
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最…
  • 8
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外…
  • 9
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
  • 10
    【クイズ】日本人が唯一「受賞していない」ノーベル…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中