プレスリリース

Z世代の『会社を辞めずに踏みとどまる理由』を調査 辞めたい理由は"人間関係の悩み"が最多

2025年04月15日(火)10時15分
Medivoke株式会社(東京都新宿区、代表取締役:前村 孟)は、全国の20代から30代の転職未経験者300人を対象に『会社を辞めずに踏みとどまる理由』に関するアンケート調査を実施し、そのデータをランキング化しました。

人手不足で採用活動の難易度が高まる昨今、応募が来ないだけでなく『入ってもどんどん辞めていってしまう』とお悩みの企業は少なくはないのでしょうか?そこで今回、Medivoke株式会社( https://medivoke.co.jp/ )は、『会社を辞めずに踏みとどまる理由』に関するアンケート調査を、転職経験が無い現役就業者300人に実施し、そのデータをランキング化しました。


■調査結果概要
●転職未経験層の44.7%が過去に、『仕事を辞めたい』と思ったことがある
●辞めたいと思うきっかけは『人間関係の悩み』が最も多い
●辞めない理由は『転職が難しい』や『経済的に辞められない』など後ろ向きな理由が多い


■【Q1】これまでに仕事を辞めようと思ったことはありますか?

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/432624/LL_img_432624_1.png
調査結果グラフ1

現在就業中かつ、これまで転職経験のない男女300人に対し、『これまで仕事を辞めたいと思ったことがあるか』と調査したところ、44.7%の回答者が『ある』と回答しました。


■【Q2】辞めようと思ったきっかけ・理由を教えてください。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/432624/LL_img_432624_2.png
調査結果グラフ2

Q1において『辞めようと思ったことがある』と回答した134人に対し、『辞めようと思ったきっかけ・出来事』を調査したところ、1位は『人間関係・ハラスメントの悩み(30.4%)』、2位は『労働条件への不満(29.6%)』、3位は『やりがいの無さ(16.0%)』と回答しました。
『辞めたい』と思うきっかけとしては、『人間関係の悩み』が、給与面を含む『労働条件への不満』を上回る結果に。応募者を集める段階では表面的な労働条件が気にされがちですが、入社後の定着という観点では『職場での人間関係』が鍵になる、という結果になりました。

【人間関係・ハラスメントの悩み】
●職場の同僚とうまく会話ができなかったとき。(30代/男性/製造業)
●上司と合わないと感じた(30代/男性/小売業)
●客とのトラブルが面倒になった(30代/男性/金融)

【労働条件への不満】
●仕事量に対して給料が低いから(20代/女性/医療福祉)
●給料が増えなかった時。(30代/女性/サービス業)
●後から入った人が同じくらいの給料だと知った時(30代/女性/物流)

【やりがいの無さ】
●仕事に将来性や生き甲斐を感じ取れなかった(20代/女性/製造業)
●ずっと同じ現場でモチベーションが低下(30代/男性/情報通信業)
●つまらなくなったから(30代/女性/教育業)


■【Q3】現職を辞めなかった理由を教えてください。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/432624/LL_img_432624_3.png
調査結果グラフ3

これまで転職経験のない男女300人に対し、『現職を辞めなかった理由』を調査したところ、1位は『転職が難しい(33.9%)』、2位は『経済的に辞められない(30.3%)』、3位は『人間関係が良好(15.8%)』と回答しました。
人間関係の良さなど、ポジティブな理由で退職しない人もいる一方で、より上位には転職の難しさや経済的なハードルなど、ネガティブな理由で現職を辞めないと回答する方が目立つ結果となりました。

【転職が難しい】
●転職活動を行っても採用されない(30代/男性/製造業)
●転職活動する時間がないため(30代/女性/不動産業)
●挑戦する度胸がないからです。(30代/男性/医療福祉)

【経済的に辞められない】
●生活費のため、安定してるから(30代/女性/建設業)
●給与と勤務時間のバランスがいい(30代/女性/小売業)
●ローンがあるから(30代/男性/製造業)

【環境・人間関係が良好】
●上司が面倒見がよく教えてもらえたから。(30代/男性/製造業)
●職場が子持ちに理解があるため(20代/女性/製造業)
●家からそこまで遠くないのとまだ周りより給料がいいから(30代/女性/コンサル)


■まとめ
今回の調査では、現在退職に至っていない就業者でも約半数が辞めたいと思ったことがあるという結果になりました。また一方で、実際に会社を辞めるという決断に至らない背景には、経済的な要因や転職の難しさなど、ネガティブな理由が隠れていることも浮き彫りとなりました。

今回の調査を通じて、求職者の方には今一度キャリアを見つめ直すきっかけに、求人者の方には従業員の本音と向き合い、職場環境を見つめ直していただくきっかけとなれば幸いです。


※本プレスリリースを引用いただく際のお願い
本リリースを引用いただく際は、引用元として以下ページへのリンク設置をお願い致します。
引用元: https://medivoke.co.jp/


■調査概要
調査方法 :インターネット調査
調査期間 :2025年3月13日~26日
有効回答者数:300人
回答者の属性:全国の20代~30代の転職をしたことが無い就業者300名
(平均勤続年数:9.8年/年収中央値:650万円)
調査主体 :Medivoke株式会社


■会社概要
商号 : Medivoke株式会社
代表者 : 代表取締役 前村 孟
所在地 : 〒160-0023 東京都新宿区西新宿3丁目3番13号 西新宿水間ビル2F
設立 : 2022年8月
事業内容: HR事業、人材コンサルティング事業、メディア事業
資本金 : 400万円
URL : https://medivoke.co.jp/


【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】
Medivoke株式会社 お客様相談窓口
お問い合せフォーム: https://medivoke.co.jp/contact/


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米ブラウン大学で銃撃、2人死亡・9人負傷 容疑者逃

ワールド

シリアで米兵ら3人死亡、ISの攻撃か トランプ氏が

ワールド

タイ首相、カンボジアとの戦闘継続を表明

ワールド

ベラルーシ、平和賞受賞者や邦人ら123人釈放 米が
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
2025年12月16日号(12/ 9発売)

45年前、「20世紀のアイコン」に銃弾を浴びせた男が日本人ジャーナリストに刑務所で語った動機とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【銘柄】資生堂が巨額赤字に転落...その要因と今後の展望。本当にトンネルは抜けたのか?
  • 2
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 3
    デンマーク国防情報局、初めて米国を「安全保障上の脅威」と明記
  • 4
    「前を閉めてくれ...」F1観戦モデルの「超密着コーデ…
  • 5
    現役・東大院生! 中国出身の芸人「いぜん」は、なぜ…
  • 6
    世界最大の都市ランキング...1位だった「東京」が3位…
  • 7
    身に覚えのない妊娠? 10代の少女、みるみる膨らむお…
  • 8
    首や手足、胴を切断...ツタンカーメンのミイラ調査開…
  • 9
    「体が資本」を企業文化に──100年企業・尾崎建設が挑…
  • 10
    トランプが日中の「喧嘩」に口を挟まないもっともな…
  • 1
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だから日本では解決が遠い
  • 2
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価に与える影響と、サンリオ自社株買いの狙い
  • 3
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出を睨み建設急ピッチ
  • 4
    デンマーク国防情報局、初めて米国を「安全保障上の…
  • 5
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 6
    【クイズ】「100名の最も偉大な英国人」に唯一選ばれ…
  • 7
    キャサリン妃を睨む「嫉妬の目」の主はメーガン妃...…
  • 8
    中国軍機の「レーダー照射」は敵対的と、元イタリア…
  • 9
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 10
    人手不足で広がり始めた、非正規から正規雇用へのキ…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 3
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 4
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 5
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 6
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 7
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 8
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 9
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
  • 10
    ポルノ依存症になるメカニズムが判明! 絶対やって…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中