プレスリリース

ブラッコ・グループ、イタリア館と共催の学術会議にて1585年ドメニコ・ティントレット作の『伊東マンショの肖像』に伴う診断調査キャンペーンを発表

2025年04月21日(月)16時30分
日本国際博覧会の公式ゴールドスポンサーであるブラッコ・グループ(The Bracco Group)は、イタリア館と共催した学術会議において、『伊東マンショの肖像』とそれに伴う診断調査キャンペーンを発表しました。1585年作のこの肖像画は、イタリア館全体を巡るツアーのイントロダクションとしての役割を果たしています。ルネサンス期のヨーロッパに派遣された日本初の外交使節団の団長である伊東マンショの姿は、イタリアと日本の文化交流において極めて象徴的な意義を持っています。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/434011/LL_img_434011_1.jpg
ブラッコ・グループの社長兼CEOであるダイアナ・ブラッコ氏

大阪、2025年4月13日 - 大阪で幕を開けたのは特別な博覧会です。夢洲に建設された展示エリアは、Expo2025の理念である「多様でありながら、ひとつ」を体現する世界最大の木造建築物「大屋根リング」に囲まれています。

「特にこの複雑な時代において、日本国際博覧会はより一層価値を持っています。161カ国が参加し、2,800万以上の来場者も見込まれる盛大な集まりでありながら、異なる民族が対話し、互いに理解し合う機会を提供する場でもあります」と、ブラッコ・グループの社長兼CEOであるダイアナ・ブラッコ氏は述べています。「イタリアが2025年大阪万博に参加に当たって選んだテーマ、『芸術は生命を再生させる』(L'Arte Rigenera la Vita)は、文化、芸術、科学、技術におけるイタリアの卓越性を紹介するまたとない機会です。」

開会初日には、コミッショナー・ジェネラルであるマリオ・ヴァッターニ(Mario Vattani)大使が同席する中、素晴らしいイタリア館は、イタリアの副首相兼外相であるアントニオ・タヤーニ氏(Antonio Tajani)や、ブラッコ・イメージング(Bracco Imaging)のCEOフルヴィオ・レノルディ・ブラッコ氏(Fulvio Renoldi Bracco)をはじめとする多数のイタリア企業の役員たちによって訪問されました。

「イタリアパビリオンは、革新、科学研究、そして我が国の技術的卓越性を表現するショーケースとして際立っています。」と、フルヴィオ・レノルディ・ブラッコ氏は視察後にコメントしました。さらに、「ナポリ国立考古学博物館(MANN)所蔵の大理石彫刻「ファルネーゼのアトラス」や、アンブロジアーナ図書館所蔵のレオナルド・ダ・ヴィンチの『アトランティコ手稿』といった世界的に評価される傑作と並び、イタリアパビリオンは、イタリア企業がより持続可能で、より包括的かつ先進的な未来の構築における重要な役割をも物語っています。」

イタリアパビリオンの公式ゴールドスポンサーであるブラッコ・グループは、今回の6ヶ月の展示期間中に数々のイベントを企画しています。健康・福祉週間(6月20日から7月1日まで開催)では、個別化医療や多様な診断イメージング技術をテーマとする重要な学術イベントが行われ、特にチェントロ・ディアニョスティコ・イタリアーノ(CDI Centro Diagnostico Italiano)およびブラッコ・イメージングが、長寿、放射線診断の持続可能性、そして医用イメージングに応用される人工知能の課題について議論する予定です。また、各機関のトップが出席する見込みの9月11~12日のナショナル・デー(イタリアの建国記念日)には、ブラッコがスカラ座アカデミー・バレエ学校を支援し、プレミア公演を実施する予定です。

しかしながら、ブラッコが大阪万博に参加することに於いて、第一に挙げるべきは、『伊東マンショ』の文化プロジェクトです。
これは、イタリアパビリオンで開催された学術会議において発表され、マリオ・ヴァッターニ氏およびミラノからビデオ出演したダイアナ・ブラッコ氏に加え、イタリア文化会館館長のアンドレア・ラオス氏、ミラノ大学東洋美術史教授のロッセラ・メネガッツォ氏、ポルディ・ペッツォリ美術館会長・トリヴルツィオ財団創設者のジャンジャコモ・アットリコ・トリヴルツィオ氏、ヴェネランダ・アンブロジアーナ図書館のアルベルト・ロッカ神父、上智大学元学長兼イエズス会司祭である高祖敏明、早稲田大学国際学術院留学センター所長のマージ・リー氏、早稲田大学會津博物館の客員研究員である玉井貴子氏、長崎県大阪事務所の所長の園田幸四郎氏、
そしてミラノ・ビッコッカ大学の教員でありCDI(チェントロ・ディアニョスティコ・イタリアーノ)の研究・開発・イノベーションの責任者であるイザベラ・カスティリオーニ氏が参加しました。

ルネサンス時代にヨーロッパへ派遣された日本初の外交使節団の団長である若き伊東マンショの肖像は、トリヴルツィオ財団の所有であり、細心の注意が必要な貨物輸送を専門とするITAエアウェイズの貨物便によって大阪に到着しました。この肖像は、芸術的にも象徴的にも、イタリアと日本の関係において極めて重要な意義を持ちます。リヴォルノ上陸からローマ、ヴェネツィア、宮廷、宮殿、要人、そして教皇に至るまでのこの青年のイタリアでの旅は非常に魅力的で、日伊文化の最初の「公式な」接触のひとつを象徴しています。

「若い旅人とその仲間たちがルネサンスの驚異を自らの目で目の当たりにした時に感じたであろう感動は、想像に難くありません」とダイアナ・ブラッコ氏は語ります。「その驚異は、建築家マリオ・クチネッラがデザインし、ルネサンス期の理想都市に触発された我々のイタリアパビリオン(劇場、ポルティコ、広場、そしてイタリア式庭園を備える美しいコンセプト)の中で再現されています。何世紀も経た今でも、伊東マンショが我々の文化の架け橋として、イタリアパビリオンという大規模な展示空間のホストを務めることは本当に素晴らしいことです。」

また、本作品に対して、ブラッコ・グループは多面的な診断分析も実施しました。
「ドメニコ・ティントレット作の肖像を大阪に持ち込む前に、通常通り、イザベラ・カスティリオーニ教授のチームが実施し、我々ブラッコ財団がコーディネートした一連の画像診断検査を実施しました」と、ライフサイエンス分野のグローバル企業を率いると同時にブラッコ財団の会長でもあるダイアナ・ブラッコ氏は付け加えます。「実際、Braccoにとって芸術と科学は常に成功をもたらす組み合わせであり、Bracco財団は長年にわたり、画像診断分野におけるグループの専門知識を、イタリアの文化遺産の分析と修復に役立ててきました。」

来場者は、マウロ・ベッローニ氏とクロマズーのクリエイティブチームが制作したビデオストーリーとともに、非侵襲的診断によって解明された伊東マンショの全貌を鑑賞できます。科学の力により、作品の隠された層に踏み込み、時のヴェールを剥がし、芸術の謎を明らかにするという驚くべき旅へと誘います。


■ブラッコ・グループ(The Bracco Group)について
グループ・ブラッコは、ライフサイエンス分野で世界をリードする診断イメージング技術の企業として、1927年の創業以来、100カ国以上で展開し、総売上高18億ユーロ(内88%が海外市場)、3,800名の従業員、2,000件以上の特許を有し、毎年売上高の10%以上を研究開発に投資しています。

https://www.bracco.com/ja


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

パウエルFRB議長巡る召喚状、地裁が差し止め 司法

ワールド

焦点:雪解けは本物か、手綱握りなおす中国とロシア向

ワールド

米、イラン新指導者モジタバ師ら巡る情報提供に最大1

ワールド

トランプ氏、イラン濃縮ウランのロシア移送案拒否 プ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製をモデルにした米国製ドローンを投入
  • 2
    ショーン・ペンは黙らない――「ウクライナへの裏切りは常軌を逸している」その怒りの理由
  • 3
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド太平洋防衛
  • 4
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 5
    「イラン送りにすべき...」トランプ孫娘、警護隊引き…
  • 6
    『ある日、家族が死刑囚になって』を考えるヒントに…
  • 7
    有人機の「盾」となる使い捨て無人機...空の戦いに革…
  • 8
    「映画賞の世界は、はっきり言って地獄だ」――ショー…
  • 9
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 10
    謎すぎる...戦争嫌いのMAGAがなぜイラン攻撃を支持す…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 4
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 6
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 7
    【長期戦はイラン有利】米側の体制転覆シナリオに暗…
  • 8
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 9
    ショーン・ペンは黙らない――「ウクライナへの裏切り…
  • 10
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中