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【写真特集】家族の誰かと似てるって、どんな気分?

FAMILY RESEMBLANCE

Photographs by ERIC MUELLER

2020年06月20日(土)15時00分

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【バスカー姉妹】家族との類似点に自分の過去、現在、未来がちらりと表れる。私を見ると、家族が見える。父の目、母のほほ笑み、祖母の耳(と短気さ)、祖父の手、姉妹のあご、姪の癖。――テラ・バスカー(左、姉妹のキャシー・カルステンと)


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【バスゲン兄弟】兄弟や父にそっくりと言われるが、自分では分からない。若い頃は父みたいになりたくなかったが、年を取るにつれ2人を隔てる問題はなくなっていった。父に似ていることは私の財産だ。――フリッツ・バスゲン(右、兄弟のジョン・バスゲンと)


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【トゥリウス姉妹】私たちは一卵性双生児で、韓国からアメリカに養子に来た。家族のみんなと見た目は違うけど、2人はそっくり。多様性のない地域で育った有色人種の養子の多くは、喪失感を口にすることが多い。――メーガン・コー・ユン・トゥリウス(右、姉妹サラ・ダン・ビー・トゥリウスと)


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(左上から時計回りに)サヒリきょうだい、ライス兄弟、ヒューストン兄弟、バレデス・ニチャトバきょうだい

Photographs from "FAMILY RESEMBLANCE" by Eric Mueller, published by Daylight

撮影:エリック・ミューラー
家族のアイデンティティーをテーマに活動するアーティスト、写真家で、美術館を中心に作品を発表している。以前は、映画プロデューサーとして25年間活動し、1994年に、監督、脚本を担当した映画『World and Time Enough』で、サンフランシスコの国際ゲイ・レズビアン映画祭最優秀作品賞を受賞した。本作は、最新写真集『FAMILY RESEMBLANCE』(米デイライト社)からの抜粋

<本誌2020年6月16日号掲載>

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