コラム

トランプ大統領のガザ復興「リゾート構想」の裏側...コンサル大手やブレア研究所が関与との情報

2025年07月08日(火)19時23分
トランプのガザ・リゾート構想の裏側

@realDonaldTrump/truthsocial

<イスラエルとハマスの交渉は進展が見られないが、トランプ大統領が発表した「トランプ・ガザ」構想は大手企業や元英首相などを巻き込んで着々と進行中のようだ>

[ロンドン発]パレスチナ自治区ガザ停戦を巡るイスラエルとイスラム組織ハマスの間接交渉は進展なく終了したと英BBC放送が7月6日、パレスチナ当局者の話として報じた。交渉はカタール・ドーハの別々の建物で約3時間にわたって行われたという。

ハマスはあらゆる敵対行為の終結とイスラエル軍撤退の保証を求めている。カタールとエジプトの仲介者を通じて互いの主張が交換されたが、双方の溝は依然として大きい。

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は(1)すべての人質解放と遺体返還(2)ハマス殲滅(3)ガザが二度とイスラエルの脅威にならないようにすることを要求。カタールの衛星テレビ局アルジャジーラのまとめでは、この戦争でパレスチナ人6万2614人、イスラエル人1139人が死亡している。

ガザを地中海リゾートにするトランプ構想

2月4日、米ホワイトハウスでネタニヤフ氏と共同記者会見に臨んだドナルド・トランプ大統領は米国がガザを接収し、地中海の沿岸リゾートにする「トランプ・ガザ」構想をぶち上げた。ガザのパレスチナ人200万人は自発的に故郷を去るだろうし、そうすべきだと述べた。

プロフィール

木村正人

在ロンドン国際ジャーナリスト
元産経新聞ロンドン支局長。憲法改正(元慶応大学法科大学院非常勤講師)や国際政治、安全保障、欧州経済に詳しい。産経新聞大阪社会部・神戸支局で16年間、事件記者をした後、政治部・外信部のデスクも経験。2002~03年、米コロンビア大学東アジア研究所客員研究員。著書に『欧州 絶望の現場を歩く―広がるBrexitの衝撃』(ウェッジ)、『EU崩壊』『見えない世界戦争「サイバー戦」最新報告』(いずれも新潮新書)。
masakimu50@gmail.com
twitter.com/masakimu41

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