コラム

「衝撃です」死産した赤ちゃんと同じ名前のペットを飼う元カレ

2021年03月09日(火)16時00分

PHOTO ILLUSTRATION BY YUKAKO NUMAZAWA, PHOTOS BY skynesher-iStock, ljubaphoto-iStock

<赤ちゃんを失ったのは言葉にできないほどつらい経験でした。その後、彼とは別れ、しばらく連絡もしていませんでした。先週、彼の誕生日だったので、久しぶりにSNSを見てみたら...>

Q:2017年、当時の彼の子を妊娠しました。リスクの高い妊娠だったので私たちは人に話さないことに決め、妊娠後期の29週に死産となりました。赤ちゃん(男の子でした)を失ったのは言葉にできないほどつらい経験でした。彼は素晴らしい人でしたが、間もなく別れました。

今も彼との関係は良好ですが、しばらく連絡していませんでした。先週、彼の誕生日だったので、SNSをチェックしてみたら──衝撃でした。彼には恋人がいて、2人は犬を飼っていたのですが、その犬の名前が私の亡くした赤ちゃんと同じだったなんて!

まるで誰かに殴られた後、冷たい水の中にたたき落とされたような気分でした。私はひどく混乱しています。悲しくてたまりません。彼は私との子供の名前を忘れてしまったか、どうでもいいことだと思っているのか......。思い切って連絡すべきでしょうか、それとも見なかったことにすべきでしょうか。

── ただの名前なのに

プロフィール

スレート誌人生相談員

育児や家庭生活から人間関係、セックスまで、誰にも言えないあらゆる悩みに米作家やライターが答えます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

豪中銀、政策金利据え置き 物価上昇圧力を警戒

ワールド

アルツハイマー病、リスク遺伝子2つでほぼ確実に発症

ワールド

中国海洋石油の元幹部を調査、重大な規律違反疑いで当

ワールド

パレスチナ国連加盟決議案、総会で10日採決の可能性
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    翼が生えた「天使」のような形に、トゲだらけの体表...奇妙な姿の超希少カスザメを発見、100年ぶり研究再開

  • 2

    外国人労働者がいないと経済が回らないのだが...... 今も厳しい差別、雇用許可制20年目の韓国

  • 3

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国の研究チームが開発した「第3のダイヤモンド合成法」の意義とは?

  • 4

    「真の脅威」は中国の大きすぎる「その野心」

  • 5

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受…

  • 6

    メーガン妃を熱心に売り込むヘンリー王子の「マネー…

  • 7

    ウクライナがモスクワの空港で「放火」工作を実行す…

  • 8

    どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる…

  • 9

    単独取材:岸田首相、本誌に語ったGDP「4位転落」日…

  • 10

    こ、この顔は...コートニー・カーダシアンの息子、元…

  • 1

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受ける瞬間の映像...クラスター弾炸裂で「逃げ場なし」の恐怖

  • 2

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 3

    どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる4択クイズ

  • 4

    「2枚の衛星画像」が伝える、ドローン攻撃を受けたロ…

  • 5

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国…

  • 6

    屋外に集合したロシア兵たちを「狙い撃ち」...HIMARS…

  • 7

    ロシアの大規模ウクライナ空爆にNATO軍戦闘機が一斉…

  • 8

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 9

    ロシア軍の拠点に、ウクライナ軍FPVドローンが突入..…

  • 10

    「500万ドルの最新鋭レーダー」を爆破...劇的瞬間を…

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 3

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 4

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 5

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 6

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 7

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 8

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 9

    NASAが月面を横切るUFOのような写真を公開、その正体…

  • 10

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story