イラン産原油、印にプレミアム提示 ブレントに6─8ドル上乗せ=関係筋
米国とイスラエルによるイランへの攻撃を受けたエネルギー危機を緩和するため、米政府が一時的に制裁を解除したことを受け、トレーダーはイラン産原油について、北海ブレント原油に1バレル当たり6─8ドル上乗せしたプレミアム価格をインドの精製業者に提示していると、3人の業界関係者が明らかにした。写真はホルムズ海峡の地図や石油ポンプなどのイメージ画像。REUTERS/Dado Ruvic
Nidhi Verma Siyi Liu
[ニューデリー/シンガポール 23日 ロイター] - 米国とイスラエルによるイランへの攻撃を受けたエネルギー危機を緩和するため、米政府が一時的に制裁を解除したことを受け、トレーダーはイラン産原油について、北海ブレント原油に1バレル当たり6─8ドル上乗せしたプレミアム価格をインドの精製業者に提示していると、3人の業界関係者が明らかにした。
インドはイラン産原油の購入を控えるよう米国から圧力を受け、2019年5月以降、イランから原油を購入していない。
しかし、現在4週目に突入しているイランへの攻撃により、ホルムズ海峡経由のエネルギー輸送が遮断され、深刻な打撃を受けている。
原油不足に加え、インドは主に調理用として使用される液化石油ガス(LPG)の深刻な不足にも直面している。
関係者によると、トレーダーやイラン国営石油会社(NIOC)はドルでの支払いを求めているが、インドルピーでの支払いを受け入れる意向のトレーダーもいるという。
支払いは貨物到着後7日以内に行われる。
インドの精製業者はイランが銀行間の国際決済ネットワーク「国際銀行間通信協会(SWIFT)」から締め出されていることから、NIOCとの契約に署名する前に、支払いメカニズムについて確認したいと考えているという。





