ニュース速報
ワールド

イラン産原油、印にプレミアム提示 ブレントに6─8ドル上乗せ=関係筋

2026年03月24日(火)12時52分

米国とイスラエルによるイランへの攻撃を受けたエネルギー危機を緩和するため、米政府が一時的に制裁を解除したことを受け、トレーダーはイラン産原油について、北海ブレント原油に1バレル当たり6─8ドル上乗せしたプレミアム価格をインドの精製業者に提示していると、3人の業界関係者が明らかにした。写真はホルムズ海峡の地図や石油ポンプなどのイメージ画像。REUTERS/Dado Ruvic

Nidhi Verma Siyi Liu

[ニュ‌ーデリー/シンガ‌ポール 23日 ロイター] - 米国とイスラエル​によるイランへの攻撃を受けたエネルギ⁠ー危機を緩和​するため、米政府が一時的に制裁を解除したことを受け、トレーダーはイラン産原油について、北海ブレン⁠ト原油に1バレル当たり6─8ドル上乗せしたプレミアム価格をイ⁠ンド​の精製業者に提示していると、3人の業界関係者が明らかにした。

インドはイラン産原油の購入を控えるよう米国から圧力を受け、2019年5月以降、イランから原油を購入し⁠ていない。

しかし、現在4週目‌に突入しているイランへの攻撃により、⁠ホル⁠ムズ海峡経由のエネルギー輸送が遮断され、深刻な打撃を受けている。

原油不足に加え、インドは主に調理用として‌使用される液化石油ガス(LPG)​の深刻な‌不足にも直面⁠している。

関​係者によると、トレーダーやイラン国営石油会社(NIOC)はドルでの支払いを求めているが、インドルピーでの支払いを受け入れる意‌向のトレーダーもいるという。

支払いは貨物到着後7日以内に行わ​れる。

インドの精製業⁠者はイランが銀行間の国際決済ネットワーク「国際銀行間通信協会(SWIFT)」から締め​出されていることから、NIOCとの契約に署名する前に、支払いメカニズムについて確認したいと考えているという。

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

イラン、イスラエルにミサイル攻撃 トランプ氏の「交

ワールド

パキスタン、大気汚染が世界最悪 PM2.5基準の1

ワールド

豪・EUが貿易協定締結、世界的な貿易摩擦が交渉を後

ワールド

金正恩氏「核保有国の地位不可逆」、韓国を最も敵対的
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:BTS再始動
特集:BTS再始動
2026年3月31日号(3/24発売)

3年9カ月の空白を経て完全体でカムバック。世界が注目する「BTS2.0」の幕開け

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    レストラン店内で配膳ロボットが「制御不能」に...店員も「なすすべなし」の暴走モード
  • 2
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」モナコ舞踏会に見る富と慈善
  • 3
    イランは空爆により核・ミサイル製造能力を「喪失」した──イスラエル首相
  • 4
    「胸元を強調しすぎ...」 米セレブ、「目のやり場に…
  • 5
    【クイズ】2年連続で「世界幸福度ランキング」で最下…
  • 6
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ…
  • 7
    スウェーデン次期女王ヴィクトリア皇太子、陸軍訓練…
  • 8
    「買ったら高いじゃん?」アカデミー賞会場のゴミ箱…
  • 9
    「カメラの目の前」で起きた爆発の瞬間...取材中の記…
  • 10
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
  • 1
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期スペイン女王は空軍で訓練中、問われる「軍を知る君主」
  • 2
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え時の装いが話題――「ファッション外交」に注目
  • 3
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が発生し既に死者も、感染源は「ナイトクラブ」
  • 4
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する…
  • 5
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
  • 6
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
  • 7
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポ…
  • 8
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ…
  • 9
    韓国製ミサイル天弓-II、イラン戦争で96%迎撃の衝撃 …
  • 10
    「マツダ・日産・スバル」が大ピンチ?...オーストラ…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 10
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中