パキスタン、大気汚染が世界最悪 PM2.5基準の13倍=調査
写真は2025年11月、パキスタンのペシャワールで撮影。REUTERS/Fayaz Aziz
[シンガポール 24日 ロイター] - スイス企業IQエアが24日に公表した調査によると、大気汚染が最も深刻な国・地域のランキングで2025年にパキスタンがトップとなり、同国の粒子状物質「PM2.5」の濃度は、世界保健機関(WHO)が推奨する基準値の最大13倍に達した。
バングラデシュが2位、タジキスタンが3位だった。
PM2.5の平均濃度がWHOの基準値である1立方メートル当たり5マイクログラム未満となったのはオーストラリア、アイスランド、エストニア、パナマなど13カ国・地域で、24年の7カ国・地域から増えた。
調査対象は143カ国・地域で、130カ国・地域がWHOの基準を満たしていなかったことになる。
24年の調査で大気汚染が最も深刻な国だったチャドは、25年には4位となったが、PM2.5の濃度低下はデータの欠落によるものとみられる。
米国は昨年3月、予算の制約を理由に自国の大使館や領事館から収集した汚染データをまとめる世界的な監視プログラムを停止した。
25年に世界で最も大気汚染が深刻な都市にランクインされたのはインドのロニで、PM2.5の平均濃度は112.5マイクログラムだった。次いで、中国北西部の新疆ウイグル自治区ホータンが109.6マイクログラムで2位だった。
世界で最も汚染が深刻な上位25都市はインド、パキスタン、中国に集中していた。





