イラン戦争でガザ停戦にも暗雲、「平和評議会」とハマスが会談
写真はイスラエル軍による空爆で被害を受けた車両。3月15日、ガザ地区中央で撮影。REUTERS/Mahmoud Issa
Nidal al-Mughrabi Rami Ayyub
[カイロ/エルサレム 16日 ロイター] - トランプ米大統領が主導するパレスチナ自治区ガザの和平計画を担う「平和評議会」の代表団が先週末、イスラム組織ハマスの代表とカイロで会談したと、関係筋3人が明らかにした。米国とイスラエルによるイラン空爆開始以降、ガザでの停戦を巡っても緊張が高まっている。
会談開催が確認されたのはイラン戦争開始後では初めて。評議会はトランプ氏が自ら議長を務める新たな国際機関と位置付けられ、ガザ復興や治安の監督などを任務としている。
イスラエルは会談後の15日、ガザとエジプトを結ぶラファ検問所を近く再開すると発表した。この検問所はイラン空爆開始以降、閉鎖されていた。関係筋の1人は、イスラエルの発表はハマスと評議会の会談の直接的な成果だと考えていると述べた。
関係筋によると、ハマス代表は評議会に対し、イラン戦争中にイスラエルが新たに課したガザへの規制が続くなら、停戦に基づくこれまでの合意事項を撤回する可能性があると警告した。
イスラエルは2月28日の開戦後、安全上の理由からガザとの境界を封鎖。その後、限定的に一般物資や支援物資の搬入を再開したが、ガザ南端のラファにある検問所は閉鎖したままだった。
今週にも会談が予定されているという。





