豪、イラン戦争で4─6月期インフレ急騰も 財務省分析=報道
[シドニー 13日 ロイター] - オーストラリア財務省は、原油価格が3カ月間にわたり1バレル=100ドルで推移した場合、4─6月期の総合インフレ率が0.5%ポイント上昇し、4%を超えるとの見通しを示した。豪公共放送ABCが13日報じた。
イランが湾岸地域で船舶への攻撃を強化したことを受け、12日の原油先物価格は9%超急騰し、北海ブレント先物の清算値は1バレル=100.46ドルに上昇した。
ABCが伝えた財務省の分析によると、原油価格が3カ月間にわたり100ドルで推移し、その後速やかに下落するシナリオでは、4─6月期の国内総生産(GDP)へのマイナスの影響は0.1%と、一時的なものにとどまるという。
より深刻なシナリオでは、原油価格が3カ月間にわたり約120ドルで推移し、下落までに時間がかかる場合、4─6月期の総合インフレ率が1%上昇し、実質GDPは0.3%低下すると予測している。
財務省は昨年発表した見通しで、今年半ばまでにインフレ率が3.75%に達すると予測していた。政府は5月12日に年次予算案を提出する予定だが、1月のインフレ率が目標の2─3%を上回る3.8%となったことを踏まえ、予測の上方修正を余儀なくされる見通しだ。





