クウェートも不可抗力宣言、原油減産開始 紛争で出荷遮断
3月7日、イラクのバスラで、外国の石油会社従業員が荷物を運んでいる。REUTERS
Yousef Saba Trixie Yap
[7日 ロイター] - クウェート石油公社(KPC)は7日、原油減産を開始し、不可抗力を宣言した。米国とイランの戦争で中東からの原油出荷が遮断される中、イラクとカタールに続く減産となった。
紛争によりホルムズ海峡が航行不能となり、世界の石油・液化天然ガス(LNG)供給の約20%が遮断されている。アナリストは、アラブ首長国連邦(UAE)やサウジアラビアも近く貯蔵能力の限界に達し、減産を余儀なくされると予測している。
ロイターが入手した取引通知によると、KPCは減産規模について言及していない。クウェートは2月に日量約260万バレルの原油を生産していた。
同社は減産は予防措置で、状況の推移に応じて見直すとし、条件が整えば生産水準を回復する準備は整っていると述べた。
通知によると、不可抗力を宣言した理由は、ホルムズ海峡における船舶の安全な航行に対するイランの脅威、クウェートに対するイランの継続的な攻撃、アラビア湾内で輸送可能な船舶がないことだという。
KPCはアジア向けナフサの主要輸出元で、北西欧州向けにはジェット燃料の主要供給元でもある。





