パキスタンとアフガン部隊が衝突、国境地帯 タリバンの報復で
写真はアフガニスタンのナンガルハールとされる場所を走行する軍用車両。2月26日に撮影。アフガニスタン国防省提供。REUTERS
[カブール 26日 ロイター] - パキスタンとアフガニスタンの国境地帯で26日、双方の部隊による衝突があった。アフガンのイスラム主義組織タリバン暫定政権が報復攻撃を開始したことを受け、緊張が高まっている。
パキスタン当局者によると、アフガン軍がパキスタン北西部の山岳地帯にある拠点に向けて発砲し、2時間以上にわたる戦闘が発生した。
パキスタンとタリバン政権は国境沿いの双方の拠点を破壊または制圧したと互いに主張しているが、ロイターは独自に確認できなかった。
パキスタン情報省はXへの投稿で、国境沿いの複数の拠点でアフガン軍による「一方的な発砲」があったとし、部隊が「即時かつ効果的な対応」を取り、兵士らを殺害し、複数の拠点と装備を破壊したと述べた。パキスタンは領土の一体性と市民を守るために必要なあらゆる措置を講じると表明した。
パキスタン軍は先週末、国内で最近相次いだ自爆テロへの関与が疑われる武装勢力のアフガンにある拠点を標的とした空爆を実施。これを受け、タリバンは報復を示唆していた。
タリバンのムジャヒド報道官はXへの投稿で「繰り返される挑発への対応として、デュランドライン(国境)沿いのパキスタン軍拠点に対し大規模な攻撃作戦を開始した」と表明。別の声明では「特殊レーザー部隊」が夜間に活動しているとした。
ムジャヒド氏は、クナル州で約40人のパキスタン兵が死亡したと主張したが、パキスタン治安当局はタリバン側22人の死亡と複数のクアッドコプター撃墜を報告した。ロイターは双方の主張を独自に確認できなかった。





